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転生したら虫ですか!? Evolution&Degeneration  作者: 桃犬猿雉
第一章 転生したら虫ですか!?
18/52

第十五話 転生したら魔武器ですか!?

どうも皆さん、桃犬猿雉です。

ユニーク数3000越え、ブックマーク数60ありがとうございます(*´・ω・)

新たに評価していただいたかた本当にありがとうございます。

いつも皆様にははげまされております( ;∀;)

今回は最初ほかの登場人物視点が入りますがその後は主人公視点が続きます。

誤字報告は活動報告にご連絡ください。

ではでは、今後ともよろしくお願いします。(o*。_。)oペコッ

今俺たちは敗走している。


結果的に依頼主の納得のいく結果を得ることが出来た。


だがしかし、砕く牙のガルアが重症、奴の斬撃によるダメージもひどいが動けないのは魔力欠乏症による精神的ダメージが大きい、幸い命に別状はない。


ゴルアも戦闘による魔力と肉体の疲労が激しい、それに武器を犠牲にしてようやく撤退が完了した。


偶然にも爆炎で千切れ飛んできた、奴の腕を入手することに成功したので、依頼主も納得はした。


あと少し撤退するのが遅かったら、メガリスメガロスがあの戦闘に加わって撤退もままならなかった。


戦闘は激しく、俺たちは何をすることも出来ずただ見ていることしかできなかった。


悔しい反面心の中ではよい経験が出来たとも思っている。


砕く牙の前では口が裂けても言えないが、あの戦いは得るものが多かった。


より手強いモンスターとの戦闘。


人間の成長の可能性と魔武器の有用性。


俺たちも努力次第では砕く牙の様になれるというわけだ。


もちろん簡単なことではないが可能性は見えてきた。


俺らは魔武器なんて高価なものを手にするにはまだまだ資金不足であるし、なにより経験不足だ。


研磨を積まなければならない。


今回は指名依頼で実力に見合っていない依頼だったが、今後はきちんと自分たちにあった依頼を受けていくつもりだ。


そのためにも今は早く森を抜けて、冒険者組合に急がなくては。


俺たちは組合に向けて走り続けた。



[視点変更 主人公視点]



俺は襲撃があった翌日今森のさらに奥、川の下流付近に拠点を移している。


ここにはモンスターが多く、試し切り、いや試し叩きといった方が正しいのかね。


襲撃者たちが落とした魔武器マジックウェポンの試しに最適の場所だ。


幸い襲撃者たちからは経験値は得られなかったものの、魔武器というものを入手できたので、手作りの盾や武器を壊された悲しみも薄れている。


全く未練がないと言えばうそになるが、今は新しいおもちゃを与えられた子供のような気分で魔武器を構えている。


相手はレオファン率いるレッサ―レオファンの群れ。


今回はレオファンが率いていることもあり、レッサ―レオファン達もやる気満々のようだ。


まずはレッサ―レオファンの先兵たちが飛びかかってくる。


俺は飛びかかってきた一匹に逃げられない空中で赤ハンマーで打ち付け魔力を流す。


するとハンマーの一撃でクの字に折れ曲がったレッサ―レオファンの体は爆発の衝撃に耐えきれず臓物をぶちまけて即死した。


そしてもう一匹に対して、飛びかかり攻撃を横に回避し、突き出すように青ハンマーをレッサ―レオファンにぶち当てる。


魔力を流し、その衝撃は雷撃へと変換され、肉の焼けるようないい匂いが俺の鼻(鼻なんてないがな)をくすぐる。


あっという間に二匹のレッサ―レオファン死体の出来上がりだ。


これなら魔武器を使うまでもなかったようだな。


二体の死体を前にレッサ―レオファンは完全にビビっているようだが、リーダーのレオファンはよほど腹が減っているのか撤退せずに、全レッサ―レオファンに指示を出し俺を囲ませた。


ちょうど輪になるようにレッサ―レオファンは俺を囲み、じわじわと周囲を回りながら輪を縮めてくる。


完全に縮まり切ったその時一斉にレッサ―レオファンは爪や牙をむいて襲いかかってきた。


だが俺にとってそれは悪手だ。


俺は輪の中心を飛び上がりましたに向けて麻痺属性の状態異常ブレスを発射する。と全俺はホバリングを行い自分のブレスが晴れるのを待つ。


ブレスが晴れる頃には痺れて、動けなくなったレッサ―レオファンの群れの出来上がりというわけだ。


自分の群れの惨状に怒り狂ったリーダーのレオファンは無策で突進してきた。


頭のいいモンスターだと思っていたんだけど、がっかりだよ。


俺は突進の勢いをそのままに頭を二つのハンマーで挟み込むように打ちつけて魔力を流す。


レオファンの頭部は爆炎と雷撃の混撃によって跡形もなく消え去った。


『レベルが上がりました レベル4になりました おめでとうございます 最大値Lv20まで頑張ってください』


『スキル 高速思考Lv3 のスキルレベルが4に上がりました おめでとうございます』



やっぱりこいつはおいしいな。


さてと、俺はちゃっちゃとスキル「自由退化」を使い、病魔虫へと進化をする。


そして痺れて動けないレッサ―レオファンたちの首を鋏で切り落としていく作業に移る。


けっこうな数はいるので、病魔虫のレベルがマックスになるまでは経験値をもらうことが出来た。


残りはクルールレッサ―インセクトの経験値としておいしくいただくことにする。


病魔中のレベルは15にクルールレッサ―インセクトは13になった。


さてとモンスターの気配は全くしなくなったので、レオファン達の血抜きを川で行い、保存食として拠点に押し込んだ。


お待ちかねの進化タイムだ。


万能型の病魔虫だが進化先はこうなった。


そうそう、マンティキャヴァリアと黒騎虫とかかぶっていたものは省いている。


『「ポイズンインセクト」猛毒をまき散らす毒虫 その毒は一呼吸で死をもたらす 体色は鮮やかな紫色』


『「パラライズインセクト」麻痺属性のブレスを吐き散らす害虫 その麻痺毒は即効性で少量吸い込んだだけでも大型のモンスターの自由を奪うほどの威力がある 体色は鮮やかな黄色』


『「アシッドインセクト」酸属性のブレスを吐きつける妖虫族モンスター そのブレスはいかなる盾をも溶かしただの鉄くずへと変える この害虫の前では防御は悪手である 体色は赤錆色』


『「ペスティレントスパイダー」疫病の化身と呼ばれる蜘蛛 その息は命あるものを腐らせ、周囲を不毛の大地へと変える 体色は緑色』


『「エンチャントスパイダー」病魔を纏い敵に襲い掛かる狩猟型の蜘蛛 素早く獲物に忍び寄り状態異常を付与した一撃を加える』



『「病魔の相」長い手足を持ち正面から見るとまるで鬼に見据えられているかのような模様をした大蜘蛛 大昔はこの蜘蛛が出ただけで疫病がはやるとされていたが今ではその数は少なく絶滅の危機に瀕している』


とこんな感じだ。


見たところ病魔虫からの進化だからか病気とか疫病とかそういう進化先が多い。


ポイズン、パラライズ、アシッドからはさらに強化された猛毒、強麻痺、強酸ブレスのスキルを、ペスティレントスパイダーは何もスキルを得られなかったがそれらを統合した状態異常ブレスの上位スキルを手に入れた。


つまり状態異常ブレスが強制的に上位スキルに進化したのだ。


名前こそ状態異常ブレスではあるが内容が猛毒、強麻痺、強酸となっている。


回数は7回となっていた。


見た目アシダカグモのようなエンチャントスパイダーからは、毒属性以外のエンチャントスキル、麻痺属性、酸属性、睡眠属性のスキルを手に入れなおかつそれらが統合され、状態異常エンチャントLv1となった。


もともと、状態異常のエンチャント系はレベル1からなので損はしていない。


睡眠属性は文字通り相手を昏睡状態に陥れるバッドステータスだ。


麻痺は意識を保っているが、睡眠は意識を断つらしい。


そして最後の病魔の相という仰々しい名前のモンスターだがこれもアシダカグモのようなスマートな体系ではあるものの大きさが倍ほど違った。


エンチャントスパイダーが成人男性の腰位の高さなのに対してこいつは体高が170以上はあるデカいし、説明通り川に移った自分の姿を見たら気絶するかと思った。


そこには前世で言う鬼というより西洋の悪魔のような顔をした模様が俺を威嚇するようにじっとこちらを見つめていた。


というより俺なんだけどな。


走る速度もかなり早い全速力で走ってみたら、乗用車なんて目じゃないくらいに速かった。


だが、全速力で数百メートルほど走ったらスタミナ切れを起こした。


やはり前世のアシダカグモの様に、短距離型のようだ。


得られたスキルは威圧と疾走のレベルの強制的な引き上げだ。


威圧は相手に対してプレッシャーを与えるスキルで、珍しく回数制限はなく魔力やスタミナなど依存するものはなかった。


疾走は1から4にレベルが引き上げられた。


これで病魔虫の進化先の候補は終わりだが、俺が進化先に選んだのはもちろん病魔の相だ。


こいつは足は速いし、手足も長くてスマートだ。


見た目はちょっとというか、かなり派手だが強そうでいい。


武器を持つことが出来ないのが残念で仕方ない。


これで俺の二つ目の特化型の進化が完了したし、進化をしたことで魔騎蟲の腕も治っていた。


会いたかったぜ、俺の腕ちゃん(ハート)。


下流に移動はしたものの、また人間族が徒党を組んでこられたら面倒なので今日は拠点の更なる移動をすることにする。


ルクレも今日は出かけることもなく近くにいたので、早々にこの場を立ち去ることにする。


このあたりもいい狩場ではあったが、俺に対して逃げずに攻撃してくるのがレオファンぐらいしか居なくなってしまったので、狩場の変え時でもある。


俺はルクレの背に揺られながら、新天地を目指して進んでいくのであった(物語風なんちて)。


お読みいただきありがとうございました。

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