表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あるパブの中で  作者: 白木克之
89/803

ルポライター

 そう言って吉成は美登に一枚のメモを渡し、今度はさわやかな青年の顔で、夜の町に消えて行った。

自信満々で鋭気溢れる突撃レポーター・美登の、この日の完敗であった。この出逢いが、後の大事件に結びつく事を誰も今は知らない。


 そして、美登が翌週の番組から体調不良の為TV出演、ラジオ出演から休養したのだった。

 3週間後、美登は吉成のメモを片手の、普段着の私服で何も持たず町はずれのパブに足を向けた。あの、吉成のさわやかな笑顔を見て、今度は危険な眼に会いそうな感じは不思議としなかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ