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あるパブの中で  作者: 白木克之
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ルポライター

「少しだけ分かったわ。でも、私は現在のような閉鎖的環境を創りだした社会こそ問題で、それがマスコミの諸悪根元論だとは認めないけど」

「そこにはさあ・・・日本人のさあ、気質そのものが、きっとあるんだと思う。古代からの村社会、町社会、がんじがらめの規則生活さ。だから、寄ってたかって、その規約からはみ出し者を容赦しないんだ、そうは思わないか?」

「・・貴方は、一体?」


 美登は吉成の顔を見た。あの源太さえ沈黙させる眼光と、迫力。あの場所の中に君臨出来る程の実力、そして、論者の美登をも納得させる実践による言葉と、鋭い視点。その若者像に嘗て無い大きなものを感じていた。



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