表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あるパブの中で  作者: 白木克之
54/803

ルポライター

 美登は、早足ですぐ近くの公園に歩き出していた。その後を、レジを済ませた吉成が追って来た。本能的に美登は人通りの多い公園に向かって走ったが、その美登の腕を吉成は掴んだ。身の危険を感じた美登が大声を出せばそこに人が居る。


「痛い!もう!・・何て失礼で乱暴な人なの貴方って!離して!大声を出すわよ!」


 気の強い美登はその言葉と同時に、吉成に平手打ちを見舞っていた。だが、吉成は掴んだ手

を離さなかった。夏の粘りつく汗を、増々吹き出させたが、美登の怒りも頂点に達していた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ