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あるパブの中で  作者: 白木克之
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出会い

「だ、駄目・・私はもう・・生を選べない・」

「・・・何?・君はもう俺と同じ筈だ、違うかい?」

「いいえ、いいえ、違うの・でも、聞いて。彼は追ったの。右翼の大物X氏を。戦後の怪物・妖怪・・、数限りなく不透明な男の、最後と言われたB会社乗っ取り事件と、元○民党政務会長C氏の決定的なつながりの証拠を」

「そう言えば・数年前だったかな、その事件がマスコミを賑わしたのは・・するとあそこまでX氏とC氏を追い込んだのは・・」



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