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あるパブの中で  作者: 白木克之
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ルポライター

 余りに大きな話になった。今、衝撃的な事を身に受けて動揺してしまって精神的にもまいっている美登に何と言う大きな事を望むのか・・と。こう言って山井は帰って行った。茫然としながらも、美登は見えて来た巨大な組織の存在を知り、しかし、彼女自身の中に眠るある一種の正義感が少し起き出した事にも気付いたのだった。今の状況を打開するには、何かの目標を持とう・・そう決断をする事にしたのだった。

 はっきりしているのは、少なくても吉成が現竜胆の後妻の実子では無い事を知らなくて、愛されている事だった。そして、本当の事を知った彼はどうするのだろうか・・まず自分の事よりも美登はそう思った。身ごもっている玲奈の事も心配だ。加藤を匿った山井も、回りまわれば自分達もX氏の繋がりを深く持っていると言う事を暴露してしまうのだ。


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