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あるパブの中で  作者: 白木克之
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ルポライター

「でも、ここへ来るのも・・」


 美登の言葉の先を読み、吉成が、


「俺がバックアップしてる」

「だとしても・・私がこの話の流れで、うんと言わなかったら、貴方はどうしたの?」


 美登の言う通りだ。加藤が、


「美登さん、貴女が非常にご聡明で鋭い女性だと、私も知っております。ですが、この吉成さんも貴方に負けない位の行動力があり、今まで数々のご協力、手助けをして貰いました」

「・・私に・・何を期待しているの?何を求めるの?」



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