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第7章 24

 ◇




 敷かれた石畳に、二入分の足音が生み出されている。

 ノーラとメイビーは並び歩く。

 不審さを滲ませる建物の玄関戸へと。

 そんな中でノーラは、手に持った小さな鏡に向けて話しかけている。

 鏡の向こう側に見える母親に向かって。


《それなら、他の所はどこも異常無しなのね?》

「はい、母さん。私たちが見て回った限りでは、この地区にまで混乱は広がっていませんでした」

《そう、お疲れ様》

「いえ、……それよりも」

《その家?》

「はい。母さんは、何か聞いたことはありませんか?」


 鏡の向こうのフローラは悩む素振りを見せ、それから首を振った。


《残念だけど分からないわ。少なくとも一月ほど前までは空き家のままだったはず、という事くらいね》

「そうですか……」

《だからもし、その家に住んでいるのが普通の方だったら、きちんと身分を明かしたうえで事情を説明してあげるのよ。仮にも貴女たち、人様の敷地に勝手に入っているんだから》

「はい、それは勿論」

《それなら良いわ。また、確認が終わったら連絡ちょうだいね》


 そうして通話が終わる。

 鏡をポケットにしまうと、玄関戸まで辿り着いた。


「さて、ノックしてみましょうか」

「……ちょっと待って」

「なんでしょう?」


 ノーラが呟くと、メイビーがそれを止めた。

 メイビーの表情。


「中なら、――戦闘音(・ ・ ・)がしてる……!」

「!」


 眉を寄せ、扉を睨み付けていた。

 ノーラも耳を澄ましてみれば、確かに中から聞こえてくる。

 硬い金属同士がぶつかり合うような音が。

 メイビーが、一気に押し開けようとドアノブに手を掛ける。


「ちいっ!」


 が、開かない。こちらはきちんと鍵が掛かっているようだ。

 もどかしそうに舌打ち。咄嗟に小剣の握りを強め、扉を破壊しようとする。


「“~~~、~~~、アンロック”!」


 それを見たノーラが、解錠魔術(アンロック)を行使する。

 玄関戸の中から、カチャリと音が聞こえた。

 ノーラは解錠魔術の感触に訝しむ。

 強錠魔術(ハードロック)が、掛かっていたのだ。


 これでは、中の人間を閉じ込めて(・ ・ ・ ・ ・)いることになる。


「まさか……」

「開けるよ!」

「は、はい」


 バンと勢いよく、扉を開く。

 室内の状況が、視界に飛び込む。

 ノーラは。



「――――あ、」



 言葉を失った。




「――――!!」




 鮮血が、舞っていた。




 ◇




「――ヴァンパイア、……ね」


 修一が誰ともなしに呟く。


「ええ、そうヨ」


 頷きながらヴィラは、右手に持った剣を床に突き立てる。腰のポーチから何本かの小瓶を取り出し、その中身をまとめて一息に呷った。毒々しい蛍光色の液体が口元で混ざり合い、そのまま流れ込んでいく。自国の錬金術師たちが作った高価な回復薬類なのだが、味は壊滅的に不味く、なにより肉体そのものへの負荷は大きい。緊急時以外は、飲むのを控えるべき強烈な薬品類である。


「ワタシは、奴がこの国に現れるって言われたから、ここまで派遣されてきたノ」


 次いで、宝石のようなものを取り出す。血と変わらないほどに赤い、表面のツルツルとした石だ。直径で五センチメートルにも満たないようなそれをヴィラは、右手の中で転がして弄ぶ。


「言われたって、誰に?」

「ウチのお偉いさんたちヨ。『予言』が出来る方がいるノ」

「なんで、アンタが?」

「そういう役目を受けているかラ」

「で、アンタ」

「……」


 修一は一つ深呼吸する。

 感情を、呑み込むために。


「どうやって勝つ? アイツ、……無茶苦茶強そうなんだが」


 この世界に来てから初めて感じる――恐怖(・ ・)を、押し殺すために。


「そう、ネ」

「……」


 修一は今、結構真剣にビビっている。

 叱られるのを怯えるとか、そういう段階の話ではなく、純粋に、目の前の存在に対して恐怖を覚えている。

 今まで、戦闘時においてどんな強者相手にも怯むことなく立ち向かっていた修一が。

 このヴァンパイア相手には、少なからず恐怖を感じている。


 それは、そのままこの化け物の戦力が、修一を遥かに上回っているという事に他ならない。

 修一だって、彼我の実力差くらい分かる。

 タツキの師匠に対して感じていたように、この化け物に対しても、勝ちへの道筋が見えてこないのだ。

 そして師匠と決定的に違うのは、この化け物は、明確な殺意を持って修一たちと対峙しているという点だ。

 修一たちを、どこからともなく涌いてくる害虫と同列に見ていて、叩き潰すのに何の躊躇いも生まれない、そういう存在と認識しているのだ。


 おそらく、勝敗の結果がそのまま死に繋がる。


 修一は、今まで以上にはっきりと、そう感じた。


「どうやってかっテ? …………決まってるワ」

「……」


 そこで、不敵に笑うヴィラ。

 手の上で弄んでいた赤い石を口元に近付けながら、修一へ答える。

 それは、果たしてシンプルなものであった。


「どうやってでも、ヨ。どうやってでも、何をしてでも、どんな手を使ってでも、――勝つのヨ」

「……」

「無茶は承知のうえで、それでも勝たないといけないのヨ。ワタシは、そのためにここにいるのだかラ」


 そこまで言うとヴィラは、赤い石を口の中に入れる。

 そしてそれを、ゴクンと飲み込んだ。


「――――!!」


 途端にヴィラは、胸を押さえる顔を伏せる。

 心臓を、鷲掴むように力を込める。

 目も口も見開いて、小さく唸る。

 尋常ならざる雰囲気が、ヴィラの身体から漏れ出していた。



「……剣を」

「はい、主様」


 その様子を見ていたヴァンパイア。

 後ろに立つリャナンシーに、つまらなそうな表情で声を掛けた。

 声を掛けられた新たに現れた方のリャナンシーは、またもや、どこからともなく剣を取り出す。

 剣といっても、それほど長いものではない。

 メイビーが使っている小剣と似た長さの、僅かに反りが入った小剣である。


「うむ」


 ただ、拵えや飾りはとてつもなく禍々しい。

 鞘には黒い鱗のような飾りが隙間なく彫り込まれているのだが、その一枚一枚から、言い知れぬ狂気を感じさせている。

 そしてこの小剣、名を「黒邪龍骨小剣」というのだが。

 名前に偽りなく、刃に龍の骨(・ ・ ・)を混ぜてある。

 遥か昔に大暴れし、当時の英雄に一騎討ちの末に屠られた黒邪龍という暴君、その死体から回収された骨を刃の材料として使っているのだ。


「あんなネズミどもに素手で触れるなど、汚らわしくてならん」


 鞘から抜き放ち、真っ黒な刃を灯りに翳しながら呟く。


「それにあの女の剣、特銀(ミスリル)製だな。忌々しい。肌が焼けるではないか」

「ご心配なさらず、私たちが援護致しますので」

「む」


 その言葉にヴァンパイアは、背後に目をやる。


「……要らん」

「しかし」

「配下を守るのも主人の役目だ。お前は、治療をしてやれ」


 先程までヴィラと戦っていた方のリャナンシーに視線を向け。


「大人しく、怪我を治せ」

「ありがたきぃ、お言葉です」


 それだけ告げると、静かに階段に足を掛けて下りてくる。

 一段一段、ゆっくりと。


 修一が、顔を顰めながらそれを見ている。

 どうするべきか迷っているのだ。

 近付いてくる脅威。何の具体的な策もなく、迎え撃とうとするヴィラ。

 退くべきではないのか。

 俄にそんな考えが脳裏に浮かぶ。

 そこに。


「怖いなら、逃げてもいいワ」

「……!」

「さっき言ったとおりヨ。ワタシは、どうやってでも勝たなければならないノ。ワタシには、ここで退くという選択肢は存在しなイ」

「……」

「でも、アナタはそうではないワ。ここは退くべきだと思うならそうすれば良イ。誰も、ワタシも、それは責めないワ」


 そして顔を上げるヴィラ。


「っ……!?」


 修一は目を見開いて驚く。

 色が(・ ・)、変わっているのだ。


 薄紫色の髪が、より色濃い紫色に。

 瞳の色は輝くような金色に。

 ただでさえ雪のように白かった肌は人間味さえ失いそうなほど真っ白に、桜色の唇は紅を塗ったかのように真っ赤に。

 なにより。


「アンタ、ツノ(・ ・)が……」


 額の、左眉の少し上あたりから、ツノが生えていた。

 一見して水晶のような質感の、長さにして十五センチートルを越えるツノが。

 上方に向かって伸びていた。

 そんなもの、先程まで無かったのに。


「だから、今決めテ」


 そしてヴィラは、修一の驚愕を無視して、前に向き直る。

 階段を下り切った化け物が、こちらを睨んでいた。

 紫金の少女は、床に突き立てていた剣を引き抜き、二本の剣を構える。


「戦うか、退くかヲ」

「……」

「戦うなら、構えテ。退くなら、……全力でここから離れてちょうだイ。……それから、」

「……」

「それから出来れば、――騎士団を、呼んできテ」

「……!」


 騎士団。ブリジスタ騎士団。

 その名前を聞いたことで修一は、ふぅ、と息を吐いた。

 と、同時に。

 騎士剣を、鞘に(・ ・)滑り落とした。


「……そう、分かったワ」


 それを見たヴィラは、仕方がないなと眉を下げ――。


「――霊装填」


 直後の修一の言葉にハッとする。

 修一は、鞘に収めたままの騎士剣に、不可解なエネルギーをじわじわと篭め始めていた。


「何ヲ――」

構えてる(・ ・ ・ ・)んだよ、戦うために」


 ヴィラの返事を待たず、前へと歩き始める修一。

 こちらに歩み寄ってくる化け物に、自らも歩み寄っていく。


「よお、化け物」

「……馴れ馴れしいな、ネズミが」

「アンタが、ここで一番偉いのか?」

「それがどうした?」

「アンタの手下たちがこの国で色々やらかしてくれたみたいなんだけどな、その事について、どう思う?」

「……」


 化け物は、眉一つ動かさず。


「我輩を起こすためにやった事だろう。我輩の配下として、当然の行いだ」


 と、答えた。


「……アンタのために、ね」

「そうだ。貴様らは数ばかり多いのだ、我輩の糧になればよい」

「…………そうかい」


 修一は。



「涅槃寂静剣」



 次の瞬間には斬り掛っていた。




 ◇




「――――!」


 唐突に吹き飛ぶ化け物の身体。

 いつの間にか振り抜かれた修一の剣。

 問答は終わり。

 戦闘開始だ。


 恐怖は、まだ少し感じるが。

 それを凌駕する怒りと、勇気によって抑え込む。


「っ――!」


 真横に数メートル弾かれたヴァンパイア。

 修一は、取り敢えず真っ二つに出来なかった事について、舌打ちする。

 分かっていたことだが、硬い。

 剣を鞘に戻すところまでいかなかった。


 だが、手応えはあった。


「ヴィラっ!!」


 修一の初撃と同時に駆け出していたヴィラが、右手の剣を振り上げる。天高く突き上げるようにして、真っ直ぐに。


「天界剣!!」


 体勢を立て直したヴァンパイアがそれを見て、ヴィラに向かって魔術を放つ。


「“エネルギーボルト”」


 化け物が使ったのは純魔光矢魔術(エネルギーボルト)。戦闘用の標準魔術で一番簡易な呪文だ。もっとも、今まさに行使されたそれは通常人が使うものの規模を遥かに上回っているのだが――。


「浄罪降光ォ!!」


 ヴィラは、防御も回避も捨てて剣技を完成させた。

 それにより、室内灯とは別の柔らかな光が玄関ホールに満ちていく。

 直後、純魔光矢魔術がヴィラの額に命中したわけだが、少女は怯んだ様子も見せずに尚踏み込み、左手の短剣を突き出す。

 化け物は、裂傷した右腕を庇うように体を捌き左手に持ったままの鞘を叩き付けて短剣を逸らす。

 短剣を弾かれて懐が開いたヴィラに、化け物は右足で蹴りを叩き込もうとし。


「っ――!」


 ヴィラの身体から広がる衝撃波に、出鼻を挫かれた。

 神威炸裂神術フォースイクスプロージョンだ。詠唱を完全省略しての発動だった。

 今の(・ ・)ヴィラは、魔術や神術を行使する際に詠唱を必要としないのだ。

 神様の聖性を全方位に放射する神術に、ヴァンパイアは僅かにたたらを踏む。

 そこに修一が牽制を、


「飛っ!」

「“リープスラッシュ”」


――掛ける前に、化け物の手元から魔力の塊が。斬撃の形でもって飛んでくる。


「線!! ……っ!?」


 力強く降り下ろした騎士剣から飛び出す斬撃。

 純魔飛斬魔術(リープスラッシュ)とカチ合うと、お互い弾けて消滅する。一撃の威力は大差ないようだが、……修一は慌てて回避する。ヴァンパイアの方は一発ではないのだ。残った六本の斬撃が、修一の元へ殺到した。

 全力で駆け抜ける。

 床の絨毯、壁の一部や窓が次々と吹き飛んだ。鋭利な刃物で抉ったような痕が残り、当たれば手足の一本は楽に持っていかれそうだ。


「アナタの相手ハ!」

「……!」


 自分の背後に回り込むようにして走り込んでいく修一を、目で追おうとしたヴァンパイア。

 ヴィラは注意を引き付けるように大声を出しながら、右手の白銀剣で斬り掛かる。


「こっちヨ!!」


 仕方なくそれに応じ、左手の鞘で受け止める。キィン、と澄んだ音が鳴った。

 ヴィラの使っている剣は、二本とも特銀(ミスリル)製だ。ヴァンパイアにとっては、迂闊に触れない材質なのだ。


「やあああアッ!!」

「……っ、」


 攻め立てるヴィラ。守勢に回る化け物。

 銀製武器や聖別武器、これら以上に魔なる者への攻撃適性を持つ武器が特銀製武器である。武器としての性能と持ち手の技量如何によっては、簡単に肌を焼かれ、斬り落とされるだろう。

 ヴァンパイアの膂力を用いれば刃を握り砕く事も可能だろうが、そのためにわざわざ痛い思いをするのも馬鹿らしかった。

 そう、痛い思いといえば――。


「…………」


 左手のみで紫金の少女の猛攻を捌くヴァンパイアは、いまだ治らぬ右腕に意識を割く。

 右肘の辺りで腱と筋肉のほとんどを切断されているようで、激しく振れば握りが緩んで小剣が落ちそうである。

 普段の回復力ならそろそろ治ってもよいものなのだが、一向に治らない。

 原因は分かる。室内に満ちる光のせいだ。嫌いな太陽に似たこの光が、ダメージには至らずとも回復力を削いでいるのだ。


 そして、それはまだ分かるのだが、――ヴァンパイアは、なんの変哲もない普通の剣でここまで肉を斬られた事が、不可解でならないのだ。

 自分の目でもってしても、太刀筋が見えなかった。

 気が付いたら斬られていた。

 どういう技術なのか。

 考えても分からなかった。


「そこォ!!」

「っ!」


 余所事を考えている隙を、的確に突いてくるヴィラ。

 化け物は、一歩下がって間合いを取る。

 こちらも、思ったより剣筋が鋭い。

 左手だけでは少々持て余す。


 ヴァンパイアには知る由もない事だが、ヴィラは、ツノを生やす前と比べて身体能力が格段に向上しているし、詠唱せずに行使した身体強化神術の効果も合わさって、先程より二段階ほど強くなっている。

 今なら、先程のリャナンシーを完封出来るほどだ。

 そしてそれほどまでに違うのに一度も致命打を当てられないのは、ヴァンパイアの身体能力が今のヴィラですら上回っているからだ。

 力も早さも固さも反射神経も、この世界の人間が到達出来る限界点を軽々と越えているのだ。


「――――焦熱壊剣」

「っ……!」


 打ち合う化け物の背後数メートルの距離から、修一の声。

 それからすぐさま剣を振り抜く音が聞こえ、咄嗟にヴァンパイアは右方向に飛んだ。

 危険を感じたヴィラも後方に跳ぶと、化け物の立っていた地点に何かが叩き付けられる。

 絨毯が、一瞬で黒焦げになった。


 何かの正体、それは熱だ。

 修一は、剣に溜めた熱を丸ごと放出して攻撃したのだ。

 しかし、馬鹿みたいな火力である。

 当たったところが、絨毯を突き抜けて床の石材まで炭化しかけている。

 避けられた事で修一が、「くそっ!」と悪態をついた。

 流石のヴィラも「無茶苦茶ネ……」と零すが、それが聞こえなかった修一は再び駆け出す。

 ヴィラの背後を大回りして、化け物の右手側に行こうとしているのだ。


「――“ブラスト”」


 ヴァンパイアは修一に狙いを定めて純魔爆撃魔術(ブラスト)を撃つ。

 一つや二つではない。

 十発ほどを纏めてだ。

 最初に着弾した二発が、猛烈な破壊力を撒き散らしながら修一の真後ろで破裂した。


 ――アホかっ!?

「陽炎おおおっ!!」


 これまた一発でも当たれば致命傷になりそうな威力だ。引き付けておいてから、陽炎を使ってとにかく躱す。耳を聾する破裂音が背後で何度も鳴り響く。背筋に冷や汗が流れた。

 ギリギリで全てを躱した修一にヴァンパイアが更なる魔術で追い討ちを掛けようとする。


「させないわヨ!」

「!」


 ヴァンパイアは少女に意識を向ける。

 いつの間にか剣を鞘に納め、代わりに二丁の銃を両手に持っていた。


「銀弾でも、食らってなさイ!」


 右手に持った銃の引き金を引く。

 乾いた破裂音が四発分重なって、弾丸が飛んでいく。

 ヴァンパイアが左手に持った鞘で一つ一つ弾き落としているのを見ながら再装弾機術(オートリロード)を行使し、続いて左手の分を。

 左右の銃、片方を連射している内にもう片方に再装弾機術を行使して、切れ目なく弾丸を放ち続ける。

 そうやって防御に注力させることで、修一の移動を手助けしているのだ。

 やがて二十発もバラ撒いたところで修一は回り込み終わり。


 そのまま修一は、ヴィラの援護に移った。




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