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ショッピング

「うーん、そろそろ武器が欲しい…。」

 ブルームは数週間、薬草採集の依頼を淡々とこなしつつ、植物の勉強を続けていた。その甲斐あって、街の近くにある色々な植物を集めることが出来ていた。

 しかし、Dランクに上がるには討伐依頼を数回達成する必要があるのだが、ブルームは武器を持っていなかった。

 それに、今までは街の周りには魔物が出にくいという事を利用して、街の周りしか探索していなかったが、武器があれば魔物の出る森でも活動することができるようになる。


「流石に素手で討伐とか出来る気しないし…。」

 ブルームは少し考えた後、ミティアに相談することにした。



「それはいいわね!武器があれば森に入ってもっと色々な植物も手に入るしね。」

 ブルーム武器が欲しい理由を話すとミティアは快くお金を渡してくれた。


「え!?こんなに!?」

 ブルームは自分の手に乗せられた2枚の金貨をみて飛び上がった。金貨1枚は銀貨の10倍の価値があるのだ。


「最近いつも報酬でパンを買ってきてくれてるからね。成人したお祝いも兼ねて渡すわ。」

「ありがとう!」

 ブルームは財布代わりの袋を取り出して、丁寧に2枚の硬貨をしまった。財布にはパンを買った時のあまりの銅貨が少しある程度。しかし金貨2枚が入り、一気にその財布が潤った。



「お嬢ちゃん、職業はなんだい?」

「冒険者で…。一応戦士で登録してます!」

 多くの武器が並ぶお店の奥には大柄で優しい目をした男性が座っている。

 ブルームは早速武器屋に行き、店主の人に金貨2枚で買える武器のおすすめを聞いていた。


「戦士かぁ…。君の体格だと小型の剣の方がいいよな…」

 男性は立ち上がり、ブルームを短剣や細めの剣が並ぶ棚へ案内する。


「これなんてどうだ? 少し値は張るが、軽いし耐久性も切れ味もいい剣だぞ。」

 男性は壁に掛かっていた40cm程度の短剣をブルームへ手渡す。

 鞘を外すと、銀色に輝く刃が顔を出した。確かにほかのものよりも切れ味が良さそうだ。


「これ、家で使ってる包丁と同じくらい軽い…。

 値段はどのくらいになりますか?」

「金貨1枚だな。」

「これ買わせてください!」

 値段を聞いたブルームは、袋から金貨1枚を取り出して店主へ手渡す。

 ブルームには値段の相場などは分からなかったけれど、魅力的な短剣が予算の半分で買えたことを喜んでいた。


「あいよ!それじゃ、その短剣大事にしてくれよな。」

「はい!」

 ブルームは短剣の鞘を戻して短剣をバックにしまうと、にこにこで冒険者ギルドへ向かった。

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