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プロローグ

魔法とは


 貴族や貴族に準じる者しか使えない能力。平民には全く使えない能力とされていた。


 それは自らの内面量(インナースペース)に魔術回路を組み精神力を流し込むことで発動する現象である。


 魔術師ソーサラーは魔術回路を組むための内面量(インナースペース)の事を魔力と呼んだ。


 魔法は魔術回路は内面量(インナースペース)、魔力が無いと組むことが出来ない。


 その為、貴族の中で魔力を持たない者は周りの者から無能とされていた。



この物語は魔力ゼロの男が後に大魔道士(ウィザード)と呼ばれるようになる話である。


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