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7話:夏の道志川の名所巡り

 やがて7月下旬となり山田賢一さんと静香さんの兄弟も夏休みになり、道志川の名所を巡ってみたいと言われて、1泊2日の日程で来ることになった。7月30日の暑い夏の朝8時に勇三の家に到着し、国道413号線を1時間かけて、まず道志村小善地にある雄滝・雌滝へ行った。場所は道志村の椿というエリアの宝永橋という所が滝の入口だが、神奈川から行くと分かり難い。通行の邪魔にならない様に端の方に車を止めた。その後、徒歩で山道を上がって行くと確かに7分程で滝が見えてくる。近付いて行くともう一つの滝が見えてくる。滝付近には案内看板等は一切ない。 雄滝・雌滝ってどっちだと思いつつも何となく勢いがあって雄々しい感じがする向かって右側と、やや上品に流れ落ちる向かって左側でおおむね予想はつく。


 道志村の観光資料によると、その昔、大蛇の化身の美男子と、この滝の精の大蛇の美女が恋に落ち逢瀬を重ねたといい、いつしか、この滝に祈ると良縁に恵まれるという言い伝えがある。その後、道志村の道の駅の奥の道志川の浅瀬で流れが速い場所でサンダルを履いて冷たい川に入ると夏場は涼しくとても気持ちが良い。そこで川遊びを1時間程して、腹が空いたので、ざるそばが、旨かった。

 その他に道志豚の串焼きもおいしくいただいた。そして、折角、ここまで来たのだからと車で山中湖まで30分のドライブをして湖を渡る涼しい風と富士山のを眺めて直ぐにとんぼ返りして田名の勇三の家に帰ったのは18時を過ぎていた。


 家に帰ると風呂に入れと勇三の母が言ってくれ風呂に入り出てくる頃には鮎が、いろり端で焼かれており、ごはんでも、山菜そば、どちらでも好きな方を食べなさいと言ってくれ、たらふくいただいた。その後、今日、行った道志川の雄滝・雌滝の話や山深い地域の景色などの話で盛り上がった。そして河口湖まで道志村からあんなに近いとは思わなかったと言い富士山もきれいだし涼しくて夏の避暑地としては近いし素晴らしいと山田賢一さんがべた褒めしていた。それに道志・道の駅の裏の道志川には多くの人が来て川遊びをして涼んでいたと言い、本当に涼しく気持ちよかったと静香さん言い

、昼食にいただいた道志豚の串焼きも本当においしかったと話した。


 今回、時間がなくて、いけな買ったけれど道志の湯も天然温泉で気持ちよいよと言い、あそこは橫浜市民だけは地元の料金と一緒で割安に利用できると教えてくれ、その理由は道志川の水を下流の方の浄水場で水道水にして橫浜市に送っていて道志村の山の整備費用を出してもらっていて橫浜市民が定期的に植林や間伐の伐採、整備をしに観光バスに乗り大勢やってくると教えてくれた。 そして橫浜の水は昔から橫浜港に来る外国船の船乗りがおいしい水で赤道まで腐らない水として重宝がられていると言うと、そんな話し始めて聞いたと山田兄弟が驚いていた。そういえば無料で川のきれいな水をどうぞと書いてある所があり、立ち寄り、試しに飲んでみたが冷たくしておいしい水だったと静香さんが感想を述べた。そんな話をしていると22時近くなり床に入って寝た。

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