表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の魔族は転生者  作者: お米マソ
第1章 魔族転生
1/18

最強の魔族になる男

       眠い。眠すぎる。

 俺は今数学の授業を受けている。しかも、授業内容は俺が一番嫌いな2次関数ときた。

 俺は大きなあくびをしながら授業を受けている

いつもと変わらない退屈な日常。いつもと変わらない退屈な授業。何も面白くない。数学の事を考えなければいけないのに、頭の中に浮かぶ事は、大抵こんなものだ。

  「こら!授業を受ける人間として、そんな大きなあくびを先生の目の前でしてはいけません」


 担任の先生であり数学の先生でもある西谷優香

先生が、俺を指差しながら強い口調で言う。他の生徒は、俺を見て笑っている。(テメェら笑ってるんじゃねぇぞ。)俺は心の中でそう強く思ったが、

言葉にはせず、口を動かさなかった。西谷先生は

俺を叱るとすぐに黒板と向き合って授業の続きを始めた。

  俺は、反省もせずに窓の外の不安定な黒色の空を見ていた。もう6月だ。こんな天気は当たり前のようにずっと続いている。何も不思議じゃないが、何かいつもの空と違う気がした。

 気のせいかもしれないがいつもと違う。そんな気がしたその時だった。

 俺にとてつもない激痛が襲った。まるで全身が焼けているような感覚だ。だめだ死ぬ。

それを最後にして俺の意識がなくなった。

 



 現場には、動かない45名の人間が倒れていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ