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ぼくとワルモノくん

作者: 木下みのる
掲載日:2018/10/09

むかしむかしあるところにワルモノくんがいました。


ぼくとワルモノくんはとてもなかのいいともだちでした。


ぼくとワルモノくんはまいにちおおきなきのしたで


まちあわせをしてあそんでいました。



おにごっこをしたり、


かくれんぼをしたり、


たくさんたくさんあそびました。


それはそれはとてもたのしくて、


じかんさえわすれてしまうほどでした。



でも、ワルモノくんはいつもぼろぼろで、


きずだらけでした。


ワルモノくんはいつもゆうひをみながらこういいました。



「せいぎとあくってなんだろうね」



そういうかれのかおは


すごくかなしそうで、


ぼくはなにもこたえてあげられませんでした。



そしてあるひ、


ワルモノくんはまちあわせのばしょにはきませんでした。



あのときぼくはなんてこたえればよかったの?


きみはいまどこにいるの?



ぼくはいつまでもここでまってるから、


いつかおいで。


まってるから。



ぼくはないて、


いつもワルモノくんにつたえています。









2018年10月9日 投稿

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