第3話 奏
大和
真名 撫子
身長 165センチ
体重 死にたくなければ聞かぬこと
得意なこと 日本舞踊
好きなもの 有賀幸作、平和、大艦巨砲
嫌いなもの 戦争、航空機、ネズミ
容姿 和服美女、長い髪に黒い瞳
補足
大和撫子という言葉が具現化した存在。口癖は「あらあら」という。
お姉さんキャラで艦魂達からも慕われている。
非戦闘時は和服を着ている。
一途な性格で有賀 幸作が大和の艦長になってからはずっと彼をしたっている。大艦巨砲主義だが早期に戦艦は航空機には勝てないと気づくが機動戦艦に改装されてからは考えを改める。
ネズミが苦手で見るとパニックに陥りお姉さんキャラが崩れてしまう。
凛が去ってしばらくは桜は退屈すれことはなかった。
凛が渡してくれたノートにここにい至る経緯が書かれていた。
桜は読みながら明らかに機密みたいな文章も見つけて冷や汗を流しながらノートをパラパラとめくる。
日本の八八艦隊計画はクロノロード計画を実行する隠れみのだったということにも桜は驚いた。
クロノロード計画は太平洋戦争を日本の勝利に導き日本を滅びから救うという計画だ。
この桜が乗ってる核融合炉搭載の紀伊を始めとしてして超戦闘機烈風など様々な新兵器が満載されている。
アメリカは太刀打ちすることは出来ないだろう。
計画の第一段階である連合艦隊司令長官の山本長官の説得がうまくいかなかったら全ては終だが桜は大丈夫だと思った。
パソコンというデータの証拠もある上にこの紀伊こそが何よりの証拠となるのである。
「すごい所にきちゃったんだな…」
桜はつぶやいた。
タイムマシンなどSFの世界だと思っていたが日本はそれを開発したというのだ。
案外政府はいろいろ国民に隠していることが多かったのかもしれない…
桜がそこまで思った時だった。
ウイイイインという明らかに人口音が桜の耳に届いた。
部屋の自動ドアの音である。
「見つかったら射殺…」
凛の言葉が思いだされる。
ガタガタと腕が振るえる。
カバンを持っていたら金属でカチャカチャと音がなるのでカバンを置く。
こんな状況なのに冷静だな私と思いながらぎゅっと桜は目を閉じた。
「日本が…滅ぶ?」
「そう、2042年5月28日、時間は分からないけど日本軍最後の砦である基地は水原で消滅した。日本民族は国内では全滅した」
「そんな…」
撫子は青くなって言った。
「この太平洋に日本は無条件降伏という形で幕を下ろす。撫子、あなたも沖縄を救うため特攻作戦である菊水作戦に参加して轟沈する」
凛は淡々として言った。
「私も死ぬのですね…」
凛は頷いた。
「でも私達は未来を変えるために来た。私達がいる以上日本は必ず勝つわ」
「…」
撫子は無言だった。目を下に落とし何かを考えているようだった。
「それは本当か?」
「!?」
凛は声のした方を慌てて振り返った。
そこには帝国海軍の軍服を着た女性が腕を組んで廊下の壁にもたれ掛かっていた。
「奏様…」
撫子が言った。
「どの艦魂?」
凛が聞くと彼女はふっと微笑んだ。
「未来の艦魂と言うのは礼儀がなってないな」
奏はそう言うと壁から離れた。
「何処から聞いてたの?」
凛は警戒心をあらわにして言った。
奏(山城)は微笑みを浮かべたまま
「最初からだ。そこの壁の中に潜んでた。撫子に声をかけようとしたらお前がいたんでな」
凛を見ながら奏は言った。
凛ははぁと息を吐いた。
「誰かに言うの?」
「そのつもりだ」
奏は言ったが撫子を見て
「だが、連合艦隊旗艦の命令なら黙ってていてやろう」
凛は撫子を見た。
撫子は微笑んでる。
「奏様、私が命令しなくても言う気はないのではありませんか?」
奏はふっと笑うと
「言うかもしれんぞ撫子?命令をしたほうが懸命だ」
「では命令です。私が言いと言うまで黙っててもらえますか?」
奏は手で敬礼しながら
「了解いたしました」
といいながら凛を見る。
「ということだ。安心したか?」
「まあね…」
凛は言った。
「所で奏様はなぜこちらに?」
「ん?ああ、鈴達と誰かが大和に乗り込んだ男の正体を確認しにいこうという話になってな。私が来たというわけだ」
「よ、よく皆様が納得しましたね…」
撫子は個性豊かな艦魂達を思い浮かべながら言った。
特に長門(鈴)辺りが1番に乗り込んできそうなものだが…
「なに、公正な話し合いだ」
「は、話し合いですか?」
撫子は絶対まともな話し合いじゃないなと思いながら言った。
「それは言いんだけど私そろそろ戻りたいんだけど?」
凛が言った。
「もう少し話をしてもよかろう?」
奏が薄笑いを浮かべたまま言った。
「駄目ですよ奏様、凛様も用事があるのですから。それに、大和に来ていた方も山本長官と共に紀伊に移る見たいですよ?」
「なら、丁度いい。紀伊で続きを話すとしよう。未来の戦艦とやらも私は見てみたい。よいだろう凛?」
「ま、まあいいけど…」
凛は嫌そうだ。
「撫子もこい」
「いえ、私は」
断ろうとする撫子だが奏は強引だった。
「ちょ!」
凛と撫子を掴むとパッと光に包まれて三人は転移の光の中に消えた。
凛「今回は大和こと撫子を紹介します!」
桜「どうぞ!」
撫子「あらあら、歓迎して頂きありがとうございます」
桜「うわあ…美人…」
↑
ほうと息を吐く
撫子「あらあら、桜様も美しいですよ」↑
にこりと微笑む
桜「あ、ありがとうございます」
撫子「フフフ」
凛「えっと、確か撫子は日本舞踊が得意なのよね?」
撫子「ええ、お見せいたしましょうか?」
凛「うーん、私は興味ないからいいや」
桜「私は見たいです!」
撫子「あらあらでは一舞を…」
ネズミ「ちゅう」
撫子「…」
↑
青くなる
桜「あ、あの…撫子さん?」
撫子「い、いやあああああああ!」
凛「ぐ!」
↑
パニックになった撫子に首を閉められた。
撫子「いやあああ!ネズミぃ!」
↑
ガンガンと壁に凛を打ち付ける(凛気絶)
ネズミ「ち、ちゅう!」
↑
逃げた
撫子「やああああ!」
桜「な、撫子さん!ネズミはもういません!」
撫子「いやああ…え?あ!お見苦しいところを…」
↑
赤くなる
凛「…」
桜「き、紀伊さん!」
撫子「え?ああ!凛様しっかり!」
桜「な、撫子さん!首閉めたまま!」
撫子「ああ!すみません。私ネズミだけは…」
桜「こ、今回はここまで!ご意見・感想お待ちしています」
撫子「凛様!しっかりしてください!」