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第2話 大和撫子

藤宮 桜



身長 155センチ



体重 秘密



出身地 小樽市



年齢 16歳



好きな物 可愛いもの、平和


嫌いな物 戦争




容姿 黒い瞳に長い黒い髪で中央の部分を少しまとめている。なんとも説明しづらい髪型。

部類的に言えば美少女と普通の中間より少し上くらい。




補足


2042年では高校1年生だったが不幸か幸運か凛との出会いにより1942年の世界に飛ばされてしまった少女。

外伝の主人公。

父は日本空軍のパイロットだったが戦死し遺骨すら桜の元に戻らなかった。

母も神戸で医療活動をしている時に水原を落とされて死亡。天涯孤独となる。

外交官になるという夢を持っており高校でも勉強をしていたが高校は戦争のため休校となりミサイルで吹き飛んでしまった。

艦魂が見えるが彼女は他の艦魂が見えるものと違う不思議な力を持っている。

父と母を奪った戦争を嫌っている。


性格は少し気弱なところがあるが優しい性格で他の艦魂達とも早くに打ち解けていく。

父が軍隊にいたためか戦史にはそれなりに詳しく艦魂達の最後などもそれなりに知っている


桜を資料室と呼ばれている場所に残して凛は艦橋に向かった。

だが、恭介は日本連合艦隊の主力部隊に接触する準備が忙しくとても桜のことを話せる様子ではなかった。


従って凛は戦闘が終わるのを待ってようとしたが零戦が自分の上空をうろつき始めた。


レーダーにもさらに航空機が接近していると凛は感じた。


「これじゃ、桜のこと恭介に言えないじゃない…」

凛はそんなことを思いながら恭介の部屋である艦長室の壁をすり抜けた。


部屋の中央にはソファーが二つ置かれておりテーブルが真ん中においてある。

そのソファーの斜め後ろには机が置かれており後に使う予定のノートパソコンが置かれていた。


凛はその部屋を通りすぎ更に奥にある恭介の寝室に向かった。

こちらは今いた部屋ほどは大きくないがベッドが2つおいてある。


折りたたみのベッドなので今はたたまれているが恭介が使うものである。


ちなみに元から備わっていたベッドは凛が占領しており恭介は始めの頃は文句を言っていたが今ではいいよと言ってくれている。



凛は自分のベッドに寝転がりながら外の様子を探った。


戦艦部隊が凛のレーダーに移る。

どうやら戦艦部隊は主砲を撃つ気らしいが凛は口元を緩めた。


「無駄よ…」


その言葉通り主砲の砲弾は全てミサイルに叩き落とされた。


そして、通信と共に恭介は大和に乗り移っていった。


隙になったので凛も大和に乗り移ると大和の中を見学し始めた。




これが昭和、最強の戦艦大和かと凛は思いながら廊下を歩いていた時だった。


「止まりなさい」


「え?」


凛が振り返るとそこには和服を着た女性が立っていた。


整った美しい顔に長い髪、年は20歳くらいだろうか?

その女性は凛を見ていた。


「あなたは艦魂ですね?」


女性が言った。


「そうだけどあなたは?」


大体想像はついたが凛は聞いてみた。


ここは大和だ。

そこにいる女性なんて…


「私は大和の艦魂です。

あなたが艦魂でしたら名乗らなければなりませんね。真名は撫子と申します」


と、薄く微笑んで彼女は言った。

女である凛も少しドキッとする笑みだった。

未来では消え去った言葉。

大和撫子という言葉の具現した姿。

それが凛が撫子に抱いた第一印象だった。


「わ、私は紀伊の艦魂よ。真名は凛」


凛は服の上から星型のペンダントを右手でいじくりながら言った。


「凛様ですね?大和へは何か用事でしょうか?」


「べ、別に…ただ、過去に世界最強と謳われた戦艦を見てみたいと思っただけよ?」


「過去…ですか?」

撫子が首を傾げた。凛はどうせ言うなら早い方がいいかと思いながら


「今、山本長官に恭介が話してるけど私は2042年の世界から来たのよ」


「やはり、そうですか」


「知ってたの!?」


凛が驚いて言うと撫子は首を横に振り


「いいえ、ですが私達の戦艦部隊の砲弾を防いだ力を見れば分かります。常識では計りえない力が砲弾を防いだと」


凛は撫子の頭の速さに驚いた。


「ですが…なぜこの世界に凛様が現れたのかまでは分かりません。教えていただけますか?」


凛は言おうとしたが

「いいわ…でも、他の艦魂には黙っててくれる?」


「どうしてですか?」


彼女としては連合艦隊旗艦と言う立場の艦魂だ。

いわゆる現在の艦魂の中で一番偉い立場となる。

当然の反応だろう。


「いずれ全艦魂の前で語るつもりだから…」


凛が言うと撫子は頷いた。


「そういう事情でしたら今は、私の胸に留めておきます。戦艦長門の艦魂の鈴様には言いたいのですがいけませんか?」


「できれば…」


黙ってて欲しいと凛が言うと撫子は頷いた。


「分かりました」


凛は出会ったのが撫子でよかったと思いながら話を始めた。

桜「えっと…ここは艦魂達のコーナーなんじゃ…」


作者「違いますよ桜さん。こちらは今回から前書きで紹介する人を出そうと思いまして…」


桜「そうなんですか…」


作者「ええ、そうです。一応出た人は来てもいいルールを作ったんですが…は!ということは!」


凛「ふーん、私のプライバシー侵害の次は桜なんだ…」


作者「ひいいいい!助けてえ!」

逃げた。


桜「ああ…」


凛「ふん、逃げたわね?丁度いいわ。桜このコーナーは私達がもらいましょう。」


桜「え?どういうことですか?」


凛「私達が人物紹介をするのよ」


桜「なるほど、でも少し可愛そう…」


凛「いいのよ。さて、ご意見・感想お待ちしてます」


桜「物語は本編を読めば完全に理解できるそうです」

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