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第87話 超力ロボ ガラット その5 ツンツンしよう!博士のオシリ編

 ガラット語りも5回目に突入です。さすがに、そろそろ読者様も飽きてきたかなと思うので巻いていきましょう。サブタイトルは第18話サブタイから頂きました。キウイ博士の回だからです。


 さて、そのキウイ博士。天才的だが同時に性格も生活も立派に破綻している、由緒正しきマッドサイエンティストです(笑)。巨大ロボ作者としては、そのかみの兜十蔵(原作版『マジンガーZ』)とかの伝統を引き継ぎ、ギャグ博士としては体型や普段のダメさ加減などから『Dr.スランプ』の則巻センベエを思わせる人です。声優は龍田(たつた) 直樹(なおき)。のちに『ドラゴンボール』のウーロンを演じています。


 この人、基本的に作品を引っかき回すトリックスターです。ギャグ作品だと一番の重要キャラと言っていいでしょう。ジャンブーを勝手に改造して巨大ロボにしちゃうんですが、これが立派な違法行為(笑)。そのためマイケルたちガラットパイロットには正体を明かさないよう釘を刺しています。


 その一方で、州知事に対しては「正義の宇宙人ガラット」と交渉できるのは自分だけだと売り込み、依頼料として金を引き出しているという(笑)。


 ただ、悪いことはできないもので、作品中盤の「宇宙編」(第11~14話)でマイケルたちがノリで宇宙旅行に行ってしまい、しかも燃料を使い果たして地球に帰れなくなったので現地でバイトして燃料費を稼ぐハメになって、なかなか地球に帰れない(笑)……という状況になったときに敵が攻めてきて、そいつらに「お引き取り」願うために全額支払ってしまいました。何だ、結局本来用途に使ってるんじゃん(笑)。


 とにかく山師的なうさんくささが漂ってる人で、カミルも「絶対に勝てる」と言われたロボット競馬に賭けたのが没落のきっかけ(笑)。博士愛用のロボット馬シルバーは確かに性能的には確かに圧倒していたのに、逆に速すぎて制御に失敗するというオチで全財産を失っています。


 その宇宙編のあとで、「ガラットに憧れて」時代院咲子が押しかけ弟子として研究所にやってきますが、美女なのに特に気にした様子はありません。それもそのはず、この人ロリコンです(爆)。敵の工作員にハニートラップをしかけられたときも、そのために全然通用しなかったという(笑)。逆に、序盤でパティに対しては「かわいいね、かわいいね」とか非常に不気味に迫ったりしていますが、昔からの知り合いだからか、それ以上は手を出していません。


 とにかく、一応実力はあるけど非常に怪しいという、良くも悪くも典型的なマッドサイエンティストでした。


 なお、イボ()(作中ではイボ(まる)と呼称)持ちで、今回サブタイにいただいた第18話は、それがメインテーマになっている回です(笑)。


 そのキウイ博士のところに押しかけ弟子にやってくるのが時代院咲子。一見おしとやかな和風の美女なのですが、言動が浮き世離れしています。声優は滝沢(たきざわ)久美子(くみこ)。ほかに何を演ってた人だっけと思ってググってみたら、何と80年版『鉄人28号』のヒロイン、マッキー役でした(爆)。


 ジャンブー・ガラットに憧れていて「ガラット様~」とか言って追っかけをやっているのですが、正体がマイケルとは知りません。そのため、正体を明かせないマイケルは悔しがっていたり(笑)。マイケルだけでなく顔だけは美形のカミルにも惚れられていますが、ガラット一筋なので全然相手にしていません。


 ところが、最終盤になってドリアル星人に対抗するためガラットチームと宇宙シンジケートが手を組むということになったとき、宇宙シンジケートの後継者であるサラダーユ・オイルとイイ感じになってしまうという(笑)。


 放送後にアニメ誌に載った未来図イラストでも、サラダーユと夫婦になったところをカミルが滂沱(ぼうだ)の涙を流して見ているというシーンが描かれていました(笑)。


 なお、サブタイにいただいた第18話は、博士がイボ痔に苦しんでいるのを、咲子がイボ痔だと勘違いしたマイケルとカミルが痔の薬を探してプレゼントしようとするという、なかなかもってしょーもない話でした(笑)。


 さて、そのサラダーユですが、ポジション的には前半の美形悪役相当……のはずなのですが、顔は全然美形じゃありません(笑)。いや、不細工じゃないんですよ。純朴な若者っていった感じで、『サザエさん』とか『コボちゃん』に出てきそうな風貌をしています(笑)。後頭部は刈り上げだし。


 そして、性格も素直で純朴で真面目(笑)。お前、何で宇宙シンジケートの幹部なんてやってるんだって感じの性格だったりします。ただ、ロボに乗って戦うときは、しっかり気合いの入った表情を見せたりします。根が真面目で礼儀正しいので、ほかの敵役みたいに崩れたギャグにはならず、むしろその生真面目さが作中では浮いててギャグになっているというタイプでした。


 声優は、三ツ矢雄二。言わずと知れたコンVの葵豹馬役で、ゴッドマーズのマーグも演じています。


 登場してしばらくはガラットを倒すために頑張っていましたが、真面目なんだけど空回りというタイプのキャラでした。


 それが、終盤になって強敵ドリアル星人が登場し、宇宙シンジケートの本部のある惑星が攻められた際に、宇宙シンジケートのボスであるグラッシュが自ら立ち向かって戦死すると、その遺言で後継者として宇宙シンジケートを率いるようになります。


 そこで、ドリアル星人に対抗するために、それまで敵対していたガラットと手を組むためにキウイ博士のところを訪れ、そこで咲子と運命の出会い(笑)をすることになるという。


 最後まで生き残り、咲子ともイイ仲になってるなど、実は本作一番の儲け役じゃないかと思ったり。


 ああ、今日はこれで時間が尽きました。次回は残りのキャラと、作品についての総評まで行ければいいなあ……ってか、全然巻いてないよ!(爆)

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