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第82話 ゴッドマジンガー(1984年)

 マジンガーシリーズの続編……ではないのですが、永井豪原作で「マジンガー」の名を冠した作品です。これ、リアルタイムの頃は、ほんの数話ちょろ見しただけなんですよ。何もおぼえてない。主題歌すらうろ覚えです。ただ、逆に「うろ覚え」だからこそ見ていたという傍証になります。カセットテープはカバー版(というか一応JASRACの許諾シールは貼ってあったけど非常にパチモンくさい)のアニメ主題歌アンソロに入っていたエンディングテーマだけ持ってたので、オープニングの方が「うろ覚え」で入ってるってことは、TVで見て聞いたことがあるってことなんです。


 だから、完全に当時のアニメ誌に載ってた情報と、Wikiあたりの情報、そして、永井豪の漫画を立ち読みした(爆)ぐらいの記憶しか無いんです。それで1回書こうってんだから無謀だな、オイ!(笑)


 舞台は古代ムー大陸で、主役ロボのゴッドマジンガーは、石像に主人公火野(ひの)ヤマトが融合することで動き出して戦えるようになります。ヤマトは現代日本から古代ムー大陸に「召喚」されるんですね。それでヒロインはムー大陸の女王でマジンガーに仕える巫女だったりします。戦いの中で「ムーの戦士」として覚醒し、超能力に目覚めていくヤマト……。


 ……ってぇ、これ典型的な「異世界召喚俺Tueeee!」じゃないか! それでファンタジー!!


 やっぱり、「Web小説テンプレ」の原型って、この時代に作られたのかなあとか思ったり(笑)。


 ただ、リアルタイムの頃は、その「ファンタジー色」が気にくわなくて、あまり見てなかったんですよね。今はほとんどファンタジーしか書いてないくせに(笑)。当時はどちらかというとSF者だったんで。幼少期に『ホビットの冒険』とか『ナルニア国物語』とか読み聞かせされてファンタジーの基礎は叩き込まれてるはずなんですが、この頃はアシモフ先生のロボット物とかハインライン『宇宙の戦士』とかをありがたがってたり、ちょうど『クラッシャージョウ』に激ハマりしてた頃だったからなあ。そういやジョウの劇場版アニメって1983年3月公開だったわ。


 なので、当時は「メカ」至上主義だったから、石像ロボには食指が動かなかったんですね。思えばもったいない食わず嫌いをしていたものです。


 こいつについては、漫画版初期のエピソードがえらく印象に残ってるんですね。ただ、それがメタクソに変な部分を記憶しているという。まだムー大陸に召喚される前に、学校の朝礼のとき美人の生徒会長が全校生徒の前で話をしていると、突然突風が吹いてスカートがまくれ上がったところ何とノーパン(爆)。で、その突風はヤマトの超能力によるものだったという。漫画版だと現代に居た頃から超能力者設定でした。


 ……だから、どうしてこんなシーンしかおぼえてないんだよ、自分! やっぱり、ませガキだったんじゃよ……(爆)。


 この84年前半期には、ほかにも『超攻速ガルビオン』とか『ビデオ戦士レザリオン』があるんですが、どちらも未見なんですね。特にレザリオンは、Wikiで調べてみたら主人公の声優が古谷徹で、ヒロインが藩恵子というアムロ&ララアな組み合わせだったという(笑)。


 私、何か知らないんですが『光速電神アルベガス』の後番組がレザリオンで、その後番組が『星銃士ビスマルク』って記憶してたんですよ。ところが、実際に調べてみたらアルベガスは放送時間が全然違っていてダイラガーの後番組だったし、レザリオンも日曜だけど夕方の枠。ビスマルクの前番組は、このゴッドマジンガーだったという。ビスマルクは完全に未見なのに、ゴッドマジンガーだけは少しだけでも見ていたというのは、やはり「マジンガー」の名前が大きかったのかなとか思ったり。


 このゴッドマジンガーは、もともと全二十四話予定だったのが、特番が入る都合で全二十三話に短縮されたという。なので尺は詰まっているものの打ち切りではないようです。


 それに対して、タカトクトイス倒産による打ち切りで印象にのこっているのがガルビオン。これ、アニメ誌でそのことが記事になっていたんですね。ガルビオンは全二十二話で、本作とは一話しか違わないという。全然見てなかったんですが、主題歌の「ロンリー・チェイサー」はパチモンくさいカセットテープで聞いてなかなか名曲だと思っていたり……って、Wikiで調べたら、こいつも山本正之作曲かっ!


 そういえば、主題歌だけはちがうものの、ゴッドマジンガーのBGMは羽田健太郎作曲なんですね。ちょろ見しかしてないので印象に残ってないのが残念なんですが。


 その主題歌が、また巨大ロボらしくない歌だという。オープニングの歌詞は最初の方をうろ覚えしてるだけなんで何とも言えないのですが、エンディングの歌詞はタイムリープを歌ってたので作品のテーマから外れているわけではないです。もともとエンディングの方は巨大ロボットアニメでも静かな曲が多いので、こちらはそんなにおかしい感じは受けませんでした。


 ただ、オープニングが静かな曲って印象は残ってまして、「それって巨大ロボットアニメとしてどうよ?」とは思ったおぼえがあります。


 ううむ、ちょろ見しかしてないと、やっぱり語れる内容が無いよう(爆)。この次のガリアンも一話切りしてるんだけど、どうしよう……と思っていたら、次は三十分差でガリアンじゃなくてガラットだった!


 ということで、次回は『超力ロボ ガラット』です。こいつについては熱く語りますよぉ!

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