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第54話 機甲艦隊ダイラガーXV(1982-83年)

 さあ、いよいよ82年に突入です。本当はザブングルとかの方が放送開始は早いんですが、ちょっと順番を飛ばしてこいつから書きましょう。最多合体ロボ、ダイラガーXV(フィフティーン)の登場です。とはいえ、こいつは本当にリアルタイム時にチョロ見してた記憶しかないのです。Wikiとか読んで見ると、なかなか重厚なストーリーだったっぽいのですが、全然記憶にない。


 とにかく、ロボのパイロットだけで十五人もいるという。まあ、メインに活躍してたのは数名だった記憶がありますが。とりあえず、飛行機中心のクウラガーチーム、自動車中心のリックラガーチーム、潜水艇中心のカイラガーチームの三組に五人ずつ分かれてたのはおぼえています。


 今Wikiで見てみたら声優が随分と豪華でした。クウラガーチームのリーダーでダイラガーのメインパイロットになる主人公安芸(あき)マナブが古川登志夫で、カイラガーチームのリーダーのミランダ・キーツが堀秀行、リックラガーチームのリーダーのワルター・ジャックが森功至と、主役級声優を三人投入していますよ。


 笑ったのは、敵の総司令の声優が「銀河万丈」となってて、ほかに敵側雑魚幹部も何人か演じてるんですが、そのほかにダイラガーチームの声優に「田中崇」がいるってこと。同一人物でしょうが!(笑)


 なお、主人公側は地球だけでなく同盟惑星からの参加者も居るので、バラエティに富んでいます。そこはおぼえてるけど、何しろ登場人物が多いから、各人の個性なんて記憶にございません。


 ただ、敵側にも穏健派がいたってことはおぼえています。個性どころか名前すらおぼえていませんが(笑)。


 そして、味方は「宇宙探査艦隊」であることは記憶しています。もっとも、母艦は単艦で行動してたような(笑)。あと、探査目的だから、空中、陸上、海中それぞれを探査する探査機に分離するんですね。というか探査機が合体するロボというべきか。もっとも、その割にはロボの戦闘力が高いけど(笑)。


 あと、作中で「量産型ダイラガー」ってのを試作してるってシーンはおぼえてるんですが、何かダイラガーとはデザインが違った上に、弱かったことはおぼえています。


 味方の上司に人事異動があって、序盤の艦長が中盤に異動でいなくなって、副長が艦長に昇格するって話があったことは記憶しています。


 でも、記憶にあるのはそれくらいだったり。Wiki読んでみても全然思い出せません(笑)。


 じゃあ、記憶にあるのは何かというとロボ!


 さすがに十五機合体でゆっくり時間を取ってると間延びすると考えたのか、バンクシーンは意外に合体が早かったんですよ。カシーンカシーンカシーンって感じで、すぐに組み上がっていく。まあ、積み木っぽい印象は受けるんですけど(笑)。


 上記のチームごとに五機ずつ合体して大型飛行機のクウラガー、大型潜水艇のカイラガー、大型自動車のリックラガーという形態にもなります。


 いずれも単純に組み上がってく形なんで玩具でも再現性は高かった記憶があります。ただ、こいつは確か十五体合体するやつはダイキャスト合金を使ってなかったんで「超合金」を名乗ってなかったんですよ。全プラ製でした。十五機合体だと超合金では重くなりすぎるというような理由があったようです。


 そもそも、超合金が最初に作られた時代背景として石油ショックがあって、プラスティックだと高価になるから安価なダイキャスト合金を使おうというのがあったわけで、それがマジンガーの「超合金Z」という設定にフィットして大ヒットになったんですね。この時代になると、もう「超合金」にこだわる必要はなかったのかな、とか思ったり。


 ……なんて思ってたんですけど、今ググってみたら、ほかにクウラガー、カイラガー、リックラガーの三機に分離可能なDX超合金もあったようです。記憶に無かったよこんなの(笑)。非分離の小さな超合金の方は、そんなのもあったなあとおぼえてましたが。


 こいつのデザインで一番おぼえてるのは、十五機目――と記憶してたんですけど、Wikiだと五機目ですね――でヒロイン格の女の子――だと記憶してたんですけど、別に主人公マナブの恋人とか特に親しい関係でもなかったようです。声優は潘恵子なんでやっぱヒロイン格想定だと思うのですが――が乗ってる飛行機が、単に胸にくっつくだけの飾りというか、胸部装甲というか、そんな感じの扱いなんですね。実際、くっついてない合体姿の絵も記憶にありますし、Wikiによるとその状態で戦ったこともあるようです。


 それはまあいいんですが、その五機目のコクピットのガラスキャノピーらしき部分が前面に向いているという(笑)。何て危ない設計だとリアルタイム時にも思ったものです(笑)。ほかにも、ガラスキャノピーっぽいのが手の甲にむき出しになってたりもして、結構危ない目にあいそうなパイロットが多くなりそうなデザインだったり(笑)。


 こいつは、前述のゴライオンと合わせて、アメリカで『ボルトロン』になってしまってるんですよね。Wikiでもとくに版権を売ったとかは書いてないんですが。


 パイロットが十五人というのがネックなのか(笑)、スパロボにも出てないんですよね。また、前述のように、一番大きな合体玩具が超合金ではなかったせいか、超合金魂にもなっていません。ゴライオンの後番組なのに、なにかと扱いが不遇な気がする作品なのでした。

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