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第45話 百獣王ゴライオン(1981-82年)

 今回は百獣王ゴライオンです。リアルタイムで見てた記憶しかありません。二次資料でもあらすじ程度しか載っていないことが多く、参戦したスパロボも遊んでいないため、こいつについては本当にリアルタイムの記憶がメインです。


 そのため、Wikiを読んで驚愕した事実がひとつ。ゴライオン世界だと地球は滅亡しておりまして。そのシーンは覚えています。滅んだ地球を見て緑獅子のパイロットが号泣してました。これ、私、てっきり敵のガルラ大帝国によって滅ぼされたとばっかり思ってたんですよ。それで、生き残りの地球人がゴライオンに乗って復讐戦を挑んでいるんだと。ところが、滅亡の理由は第三次世界大戦だったという。人類、ただの自滅(笑)。偶然生き残った五人――それ以外にも生き残りはいたようですが――が、一応ガルラ帝国に拉致されて、そこをアルテア王国の残党に救出されて一緒に戦うことになったという。


 もっとも、Wikiによると「ロボットアニメで唯一敵の侵攻で母星(地球)が破壊される設定がある」というのが書いてあって、第20話のサブタイトルが「さようなら地球」なんで、このときに地球が破壊されるシーンを見てた可能性が高いですね。あれで人類滅亡してたのかと思ったら、とっくに滅亡してたあとの地球が破壊されたんだったという(笑)。


 敵のこととか、ロクに覚えてません。ラスボスの名前が「ダイバザール大帝王」って(ダイ)を二つも重ねてるのは印象に残ってますけど(笑)。あと、何で「バザール」なんだと(笑)。バザールでゴザール。バザーって言葉は既に知ってたんで、えらく安っぽい印象がありました。大を二つも重ねてるのに(笑)。


 Wiki読んでみると美形悪役相当のシンクライン皇太子とかがキーパーソンっぽいんですが、ぶっちゃけ覚えてない(笑)。


 じゃあ、ストーリー面で何覚えてるかというと、青獅子に乗ってたヤツ――Wikiによると(しろがね)(たかし)だそうですが、名前覚えてなかった(笑)――が序盤に戦死して、代わりにファーラ姫ってアルテア王国残党を率いるお姫様――さすがにヒロインだけあって、こっちは覚えてた――が乗ることになるという。私が見だした時点で、既にファーラ姫が乗ってました。つまり序盤は見てなかったんだな。Wikiによると第6話で戦死してるので、見だしたのはそれ以降なはずです。で、Wiki見たら、第4話あたりで放送時間変更してるんですよ。ゴッドシグマの後番組で水曜午後七時半枠だったのが、水曜午後六時に移動してる。見だしたのは移動後ですね、これ。


 姫のおつきのじいやみたいな人が、主人公――これも名前覚えてなかったんですが、黒獅子のパイロットの黄金(こがね)(あきら)――に向かって「姫様が黒獅子に乗るべきだから交代しろ」とか言ってたことだけは覚えてます。


 あと、戦死したパイロットには外見そっくりな双子の弟がいて、ロボには乗らないけど結構重要な役割で出てきてたのは覚えてます。Wiki見ると最終回でラスボス昇格したシンクライン皇太子と相打ちになってるんですよね。そこまでは覚えてないところからすると、最終回見てないっぽいです(笑)。


 とまあ、非常に断片的な部分しか覚えてないんですよ。あんまり真面目には見てなかったっぽいです。


 なので、こいつはロボについてしか語れないという。ロボとしては非常に特徴的です。ライオンモチーフはダルタニアスと一緒なんですが、一番の特徴は、こいつら全部雌ライオンです(笑)。たてがみが無い(笑)。


 実のところ、ライオンって雌の方が狩猟して、雄は縄張り争いのときしか戦わないんですよ。そのことはリアルタイム視聴時に既に知ってたんで「なるほど」と思いましたが、せめてリーダー機――ゴライオンの中心部になる、一番大きい機体――の黒獅子くらいは雄――たてがみ付き――にしても良かったんじゃないかな、とは思っていました。


 五機合体はコンバトラーやボルテスで既に実現していましたが、こいつは本体になる黒獅子の両手両脚に各ライオンが合体する形です。これ、戦隊ロボでは非常によくある合体形態であるほか、トランスフォーマーの合体戦士でも最初期型のデバスターで胴体部が二機くっつく以外は、ほぼ踏襲されてる合体形態だったりします。私の記憶では、この形で五体合体したのはゴライオンが最初なので、その点ではかなり画期的なロボと言えます。もっとも、デバスターはダイアクロン時代に先行発売されてますが、同系合体で先行していたトレインロボ(トランスフォーマーのライデン)の発売が1982年または83年(諸説有り)なので、そちらでもゴライオンの方が先行しているはずです。


 で、腕先とか、そのままライオンの口です(笑)。ライオンが噛みつく形で剣持ったりしています。


 こいつは玩具での再現性も高かったんですが、正直ロボとしてはそんなに格好良いとは思わなかったんですよ。何しろ足先がライオンまんまなのはまだしも、上記のように手先もライオンですし(笑)。ライオン形態でのバランスを考えたのか、腕や脚も妙にぶっとくて、そんなにバランス良い体型でもなかったので。


 もっとも、商品としてはヒットしたようで「超合金魂」版の宣伝ページでは「ブランド史上最高売り上げを記録した」とか書いてありました。Wikiによると値段は九千八百円だったようで、この一万円弱の価格帯だとさすがに買って貰えなかったんですよね(笑)。


 ただ、プラモは持ってました。これ、変形合体が単純なせいか、プラモで完全変形合体してたんですよ。色は塗りませんでしたが、一応各ライオンはそれぞれの色の成形色になってたほか、手足はちゃんと白の成形色になってまして、素組みでもそこそこ再現性があったんで、まあ別に色塗らなくてもいいかと(笑)。


 それから、こいつについては二次資料で「アメリカでは、ダイラガーとくっつけて『ボルトロン』という名前で大ヒットした」ということが書かれていて、実際、Wikiによるとアメリカでボルトロンをリメイクするために東映が版権売っちゃったみたいですね。そのためか、国内ではDVD化とかソフト化されてないという。当時の録画ビデオとか残ってたら貴重かもしれませんよ。


 というわけで、ロボとしてはそこそこ画期的ですし、ストーリーラインでも地球滅亡とか結構ハードなことやってたりするんですが、あんまり記憶が無いというゴライオンでした。


 次は何にしようかな? この年は『ゴーショーグン』、『ゴッドマーズ』、『ブライガー』、『ダグラム』と名作揃いだったりするんですよね。あと、『ヤットデタマン』を入れるかどうかが非常に微妙という(笑)。


 ……ってえ、今ヤットデタマン調べたら、ゴールドライタンより放送開始先じゃん! 自我持った主人公巨大ロボ、大巨人の方がわずかにゴールドライタンより先行しててるよ! 前話少し書き直さないと。公開前でよかった、ストック万歳!(笑)

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