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第302話 機動戦士ガンダムSEED その2 その名はガンダム編

 さて、『SEED』語りも二回目ということで、主役ロボについて語ろうかと思ったのですが……ぶっちゃけ、それほど思い入れが無いので、ガンダムまとめちゃおうかなと(笑)。サブタイトルは第2話のサブタイをいただきました。


 一号主役ロボは「ストライク」です。ストライカーパックという装備を変更することで、さまざまな戦況に対応できるという、なかなか考えられたロボだったりします。実際、こいつが量産化されましたし、続編では敵であったザフト側もストライカーパックシステムをパクって量産機を作ります。そして、プラモ的にも面白いギミックだなとか思ったり(笑)。カラーリングは伝統に忠実に青赤白のガンダムトリコロールです。


 ちなみに、こいつを含めて五機の試作ガンダムがあったのですが、実は第1話時点で全機未完成(笑)。機体は完成しているものの、OSが不完全でロクに動かせないという有様だったんですね。


 それを、ザフト側が潜入工作で強奪し、奪ったパイロットが()()()()()()()()()()()()動かせるようにしたという。コーディネーター無茶すぎだろ!(笑)」


 そして、今気付いた事実。『ナイツ&マジック』で主人公エルがロボに乗ったその場で操作系書き換えて動かしてるのって、コレのオマージュだったんですな(笑)。


 そこで、唯一奪われなかったストライクに、偶然乗り込んだのが主人公のキラ・ヤマト。彼もコーディネーターだったのが運の尽きで、OS書き換えて動かせるようにできたという。このときOSの頭文字をつなげて読んだのが「ガンダム」なんですね。


 ちなみに五機のガンダムと、その母艦「アークエンジェル」を開発していたスペースコロニー「ヘリオポリス」は中立国である「オーブ」(地球の国家だけど武装中立)のコロニーだったので、オーブの方針で少数だけどコーディーネーターがいて、キラはそのひとりだったんですね。


 まあ、中立と言いつつ地球連合寄りだったのでガンダムとか開発してたわけですが。


 というわけで、残ったストライクでもって奪われた残り四機のガンダムと戦っていくというのが、初期ストーリーになるわけです。


 最強のライバル機が「イージス」です。パイロットはキラの幼少期の親友であるアスラン・ザラ。引っ越しで別れるときにキラがプレゼントした鳥型マスコットロボ「トリィ」を大事にしています。それが偶然にも敵として戦うことになってしまうという。


 こいつはMA形態に変形できます。これが、高速移動状態はまだしも、戦闘モードでクロー付きアームを展開した状態だと鉤爪を開いた手みたいな非常に怪しいデザインになるという(笑)。戦闘力は高いんですけど、副主人公(というかダブル主人公の片割れ)が乗るにしてはイマイチなデザインなんですよね。色は小豆色っぽい赤です。


 最初期の戦闘でエネルギー切れになったストライクを、鉤爪状態で捕獲しているシーンが妙に印象に残っています。


 ほかに「ブリッツ」「デュエル」「バスター」ってのがいます。ブリッツはステルス機能で光学迷彩装備の黒色の機体。デュエルはあまり特徴が無い機体で、設定上は一番最初の機体らしいです。色は青と白。バスターは遠距離砲撃用で緑オレンジ白のカラーリングですね。


 こいつら初期ガンダムの特徴として、(フェイズ)(シフト)装甲があります。エネルギーが通っている状態だと実体弾の攻撃を受け付けないという壊れ性能の装甲なんですが、エネルギー消費が激しいのが欠点という。で、エネルギー切れを起こすと装甲の色がグレーになるという、アニメ的に非常にわかりやすい演出がされているんですね(笑)。


 ちなみに、初期ガンダムだけでなく、本作に登場するMSは全部バッテリー動力です。ニュートロンジャマーのせいで、核動力が使えないからなんですね。


 ところが、後半に「ニュートロンジャマーキャンセラー」というニュートロンジャマーの動作を邪魔する装置が登場するという。


 そして、ストライクのあとでキラが乗る二号主役ロボの「フリーダム」と、アスランがイージスから乗り換える「ジャスティス」はニュートロンジャマーキャンセラーを装備しており、核動力が使えるんですよ。そのため非常に高出力で継戦能力も高いという。


 フリーダムの方は、ストライクみたいな武装換装システムはありません。強くてカッコいいけど、ギミック的な面白さは無いという。後ろに大きく広がる羽根ついてるのは、何となくダブルエックス風味ですが、でっかいビーム砲()()()()持ってません。色はガンダムトリコロールから胸とか羽根の一部だけ黒になっているという。νガンダム入ってますね(笑)。


 「単体では」と書いたのは、「ミーティア」というバカでっかい追加オプションがあるからです。GP-03デンドロビウムみたいな感じですね。当然ながら宇宙専用装備です。


 とにかく、機体も追加オプションも桁違いのパワーなんで、それで無双しまくりするという印象しか残ってません(笑)。


 ジャスティスの方は、バックパックが外れて飛行ユニットになり、それに乗れるというギミックがあります。色はイージスを踏襲して小豆色っぽい赤です。こいつもミーティアを使えます。


 こっちも無敵ロボだったんですが、最後にジェネシスという大量破壊兵器(超大型ガンマ線レーザー砲)を破壊するために自爆(核爆発)しました。あ、パイロットのアスランはちゃんと脱出してます。


 こいつらの兄弟機が「プロヴィデンス」。やはり核動力搭載機です。特徴は「ドラグーンシステム」というファンネルみたいな遠距離無線操作子機を装備していること。それが背面に環状に装備されているので仏像の光背(こうはい)みたいになっています(笑)。SEED世界にはニュータイプは存在しないので、遠距離無線操作子機を操るには空間認識力さえ有ればよく、ナチュラルでも使っています。逆に、コーディネーターでも空間認識力が無いと使いこなせないという。無線誘導の方は「量子通信」とかいうシステムを使っているのでニュートロンジャマーでは妨害できないんだとか。


 このプロヴィデンスはラウ・ル・クルーゼという仮面キャラが乗って事実上のラスボス機となり、キラのフリーダムと戦います。カラーリングは白黒赤で、むしろこっちの方がνガンダムっぽいという(笑)。


 ラスボス機にふさわしい強さと風格を持った機体という印象でしたね。


 ちなみに、核動力搭載型の三機は、実は最初にガンダムを作った地球連合の敵陣営であるザフトの方が作ったガンダムになります。奪ったガンダムの高性能さに驚いて自分たちもガンダムタイプを作ってしまったという(笑)。


 本作のガンダムシリーズについては、こんなものでしょうか。


 あ、スピンオフシリーズ『SEEDアストレイ』は未見なので、そっちに登場するガンダムの方は知らないんですよ。本作でも最終盤にちょこっとだけ顔見せして、あっさり落とされてたような。


 次は、その他のMSやMAなどについて語りたいと思います。

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