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第103話 機動戦士Zガンダム その14 落ちろカトンボ!編

 Zガンダム語りも14回目。何とガザCに1回使ってしまったので、今回はキュベレイとシロッコ系MSをまとめて語ろうかと思います。なので、サブタイトルはシロッコの名ゼリフからいただきました。


 ガザCに失望したのに対して、キュベレイについては、実はそれほど拒絶反応はありませんでした。永野デザインの優美な機体です。曲線を多用していて、小さめながら左右スライド式のモノアイというのは、むしろジオン系MSとしてはアリかなとか思っていました。


 メインカラーは白で、ピンクのアクセント入り。実はTVではガンダム以外で白いMSは、ジム系を除けば初です。もっとも、MSVには「白狼」シン・マツナガ専用高機動型ザクというのもいたので、それほど違和感はありませんでした。


 こいつの武装は、何と言っても元祖ファンネルでしょう。エルメスのビットを小型化したサイコミュ誘導兵器。漏斗(じょうご)に似ているから「ファンネル」なのに、これ以降の機体は形にかかわらず全部ファンネルになってしまったというくらい、インパクトがありました。もっとも、Zガンダムだとオールレンジ攻撃かけたファンネルが結構撃墜されてて、結局ジ・Oには有効な打撃を与えられてないんですけどね。代わりと言っては何ですが、シャアの百式はいたぶって大破に追い込んでいます。


 それ以外は、ビームサーベルと、それが格納状態のときに発射するビームガンのみ。意外に武装はシンプルです。


 ところが、それだけで充分すぎるくら強い強い!


 パイロットであるハマーンのニュータイプ能力とパイロットとしての技量が異常に高いせいで、アニメ本編中でピンチになったシーンがZZの最終話しかないという恐ろしい機体だったりします。


 Zガンダムの終盤に登場したのに、続編ZZの最終盤でラスボスとして登場して違和感が無いという、超高性能機です。


 とにかく、ハマーン様はこれ以外にはガザCにしか乗っておらず、完全に彼女のイメージと重なるので、美しく、かつ強い機体という印象しか残っていません。


※ZZ書いたときにレプリカアッガイにも乗っていたことに気付きました。


 当然のようにスパロボに参戦しますが、私が遊んでたころのスパロボだとメタクソに強いという印象が残っています。特に私は『α』以降は遊んでいないので、シリーズ最強とも言われる『F』の実質ラスボスの印象が強かったりします。ただ、色違いのキュベレイマークⅡが味方になることが多いので、サイコガンダムみたいに敵オンリーという印象は薄いんですよね。


 そのキュベレイマークⅡとか、量産型キュベレイなんてのもありますが、それらはZZの機体なので、ZZのときに語りましょう。


 お次はシロッコ系MS三連発。といっても、なんでまとめて語るかというと、リアルタイムでは切ったあとの登場なんで印象が薄いからなんですね。


 まずはパラス・アテネから。デカいです。色が派手なド黄緑です。緑系はザクとかたくさん居ましたが、ここまで派手な黄緑は居ませんでした。とにかく、デカいビーム砲とかミサイルを山ほど積んでた印象があります。


 でも、それだけ。ティターンズに寝返ったあとのレコアが乗ってましたが、何か印象が薄いんですよね。Wikiによると、バスク・オムの乗るドゴス・ギアを撃沈してるそうなんですが、そんなシーンあったかなあ……レベルの記憶しか無いという。


 でもまあ、エウーゴ時代のメタスに比べたら、よっぽどマシという気はしますが(笑)。


 お次はボリノーク・サマーン。森のくまさん、と揶揄していたら、Wikiによると本当にそれが元ネタだったらしいという。もっとも、その情報ソースは()()『月刊OUT』なんでネタの可能性もあるような気もしますが(笑)。


 サラの専用機で、偵察メインの機体という設定です。実際、作中の印象も大して残っていないという。地味なMSであるせいか、こいつもバーザムと並んでリアルタイム当時はプラモ化されていませんでした。


 さて、ZガンダムのMS語りの大トリを勤めるのは、当然ながらラスボス機のジ・O。シロッコが自作して最後に乗った専用機です。


 デカいです。黄色いです。太いです。その割に速いです。強いです。以上、終わり(爆)。


 いやホント、こいつ何を語っていいんだろうって機体だったりするんですよ。面白いギミックって、隠し腕ぐらいしか無いという。


 サイコミュ積んでる割には、ビットとかファンネルとかのオールレンジ攻撃できる装備が無いんですよね。それだけでキュベレイに負けてる。武装はシンプルにビームライフルとビームサーベルのみ。むしろν(ニュー)ガンダムとかの『逆襲のシャア』時代のMSに近い設計思想な気がします。


 ……って書いたあとでWiki見てみたら、サイコミュじゃなくて簡易サイコミュのバイオセンサーって書いてありました。あれぇ、リアルタイム当時の二次資料だとサイコミュ搭載機だった気がしたんだけどなあ。


 どうにも、ジオング、キュベレイ、サザビーといった歴代ラスボス機に比べると、いまいち地味感がぬぐえないんですよね。


 シロッコ自身は、むしろラスボスとしての存在感で言えばハマーンと並んで最強クラスなのに。


 そのせいか、何とラスボス機のくせに、こいつリアルタイム当時はプラモ化されていませんでした。色々な意味で不遇な機体なのかなと思います。


 最後は、カミーユのZガンダムがウェイブライダー形態になって、「人の思念」をエネルギーにしてまとった形で体当たり攻撃してきたのをコクピットにくらい、シロッコはウェイブライダーの機首に潰されるかたちで絶命します。


 TV版では、ここでシロッコがカミーユも道連れにして精神崩壊に追い込むのですが、劇場版ではそれが無くなり、すっきりとした終わり方になっていました。このあたりについては、キャラ編というか、ストーリー編というか、そのあたりで語りたいと思います。


 ということで、MS語り編はこれで終了。次はキャラ編に入りたいのですが、そっちは流していこうかなあとか思ったり。


 君は、(33年)の涙を見る。

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