あたし、恋してる!
あたし、岸本穂花には好きな人がいる。その人は、同じクラスの山岡綾介くん。野球部に所属していて、正真正銘の野球児。
でも、普段とのギャップがホントに可愛い。試合中はめちゃめちゃ真剣な表情なのに、普段は無邪気で明るい人気者。いいなあ、カワイイ…。
そんな、ある日のこと。
何と山岡くんと一緒に、担任の先生の手伝いをすることになってしまった!!!
プリントをホッチキスで止めていくだけの簡単な仕事なのに、ドキドキが止まんないよ…。
「岸本ー?」
「はひっ?!」
いきなり声を掛けられヘンな声がでてしまう。ハズカシイ…。
「だ、大丈夫か?」
「う、うん。ごめんね…」
こんなどーでもいいことを心配してくれる山岡くんは、すごく優しいと思う。
「いや、さっきからずっと顔赤いしさ、大丈夫かなって。」
そんなことまで気づいてたんだ…。
あたしがちっさな声でありがとう、と言うと山岡くんはへへっ、と照れ笑いをして、いーよ!と言ってくれた。
「さ、気を取り直して頑張ろー!」
それからあたしたちは、黙々とお仕事をこなした。
「ああー終わったー。」
一時間後。昇降口にあたしたちはいた。
「疲れたね…」
あたしが呟くと、山岡くんが、な!と言った。
「ねー岸本ー」
「‼︎‼︎‼︎」
突然に呼ばれて心臓が止まりそうになった…。
「わ、ごめん!」
これには山岡くんも驚いたようだった。勢いよく謝られた。
当たり前だよね。引かれちゃうかな…。
「ふふっ…」
?
どうしたんだろう、山岡くんは突然笑い出した。
「どうしたの?」
すると彼は、笑い涙を指先で拭いながらこう言った。
「いやー、岸本って面白いな。かわいい」
!!!????
今、可愛いって言ってくれた…山岡くんが…
あたしの頭はもうふりーず状態。
恥ずかしくって嬉しくってもう何だろ、幸せすぎて怖い…。
「そ、そんなことない…」
やっと返事を返したあたしの顔は、多分真っ赤っか。
この気持ちがばれないといいんだけどな…
いや、ばれて欲しい…のかな?
それでも。
あたし今、恋してる!
はい。書き終わりましたよ!w
当初はシーブrーズのcmみたいな爽やかな話になる予定だったんです…
駄作でごめんなさいw
これからも生あったかい目で見守ってやってもらえれば嬉しいです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!