涙の帰省
夏休み。
帰省中の列車の中で有事が。
若い女子。
毎月、試練がある。
周期が規則正しい人はともかく、私のように、1週間から10日位前後する例はけっこう多いのかも。
お家にいるときは、すぐトイレに行けるし、手当ては随時できる。
ただし、旅行中にいきなり生理になると、まじ焦る。
私が短大時代の夏休みに遭遇した、悲惨な経験について記す。
予約した列車の指定席に同郷の友人と並んで座り、本を読んだり飲食したりしていたときに、突然、女ならではの感覚が。
生理。
友人に耳打ちして、列車のトイレへ。
なかなか空かない。
中から若い女性が。
お腹に片手を当てて、顔色がわるい。
もしかして、私と同じ?
私のほうはというと、これまでの経験から、スカートはいつも黒、紺、濃い茶色。
パンティの上には、黒の見せパン。
列車内のトイレで下着を見たら、やはり汚れていた。
カバンに常備している、替えのショーツをはき、ナプキンを付けてトイレから出た。
途中省略するが、これはまだ序の口。
私以外にも、生理の間、下痢の女子は少なくない。
列車では、約2時間超の乗車で、何回もトイレに。
いつもは、帰省のときに、降りた駅からバスに乗るが、今回は友人とタクシーに。
非常事態。
車内では冷や汗をかいて、必死にがまんした。
ようやく、クルマがお家の前へ。
友人を残して降車。
お家の玄関の前に来たとき、がまんできなくなって…
後はあまりにも恥ずかしいのでカット。
お盆休みで、家族はみんな在宅。
花も恥じらう乙女には、何とも悲惨な思い出に。
黒歴史というよりは、赤と茶の歴史。