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話し合い(ようやく公開!)資料回

この回は、作者も話の整理確認の為に読み返しできるようにしております。

頭が痛いとシオン以外が頭を手で押さえていた。

どうしてみんな頭が痛いんだろうか?


「みんな大丈夫?なんか悪い病気でも流行ってるの???」


ゴゴゴゴッ!!!!!


隣にいたハルが、こわ~~い笑顔でシオンにズモモモッ!とシオンに迫った。


「シオンお・じょ・う・さ・ま・!貴女は王妃を目指している自覚が、あ・る・の・で・す・か!?」


「ひぃぇぇぇ!?」


シオンは恐怖で悲鳴を上げた。

ハルは、やれやれと言った感じで伝えた。


「皇帝陛下と一緒に食事をする事は、お嬢様の事を知って頂くアピールチャンスの場なのですよ!?この数少ない機会をものにしなくて、どうするのですか!?自分から不意にするなんて論外です!」


なるほど!

そういう訳だったのね!


シオンの顔から、こいつ何も考えてなかったな?と、残念な人を見る目になった。


「………なんか、視線が痛いんだけど?」

「当然です。せめて食事に媚薬でも盛って、襲われるくらいの気概を見せて下さい」


オイッ!?

皇帝陛下の目の前で、何を言ってんのよ!?


「フハハハッ!あるじ想いの、よいメイドではないか?オレはシオン令嬢に一服盛られるのなら光栄だと思うがな?」


ボッ!!?

シオンは真赤になって俯いた。


えっ?

何この可愛い生物は!?


意外な反応に、この場にいたみんながドキューーーーン!と撃ち抜かれた。

ギャップ萌えと言うヤツである。


「コホンッ、仕方がありません。シオンお嬢様が白い結婚で別れられるのなら、私が貰って上げましょう」


ハァハァ!と、ハルはヤヴァイ人になっていた。


「ちょっと待て。シオンはオレの妃だ!メイドには渡さんぞ!」


いやまだ決まってないだろう!と、ツッコミは無いにして、ゼノン皇帝も乗っかって、話の方向がわからなくなった時に、ある者が勇気を出して声を上げた。


???「あ~~、すみません。話が脱線しております。このポンコツ姫の事は忘れて、続きをお願いします」


???「それと、ハル殿も皇帝陛下の目の前で冗談はほどほどに。家臣の質がお嬢様の評価になると忘れないで」


???「僕はもう少し見ていたかったけどね~」


ここで護衛騎士の3人が言葉を挟んだ。


「すみません。つい、いつものクセが出てしまいました」


ハルは珍しく口を挟んだ3人を見た。



【エリザ】・真っ赤な髪の宝塚風の女性騎士。護衛騎士の中では20歳と若い。悪戯好きのアキと仲がいい。言葉使いが男っぽい。よく女性を口説くクセがある。



【ミスティ】・年齢不明。いつもは鎧を着ているのでわからないが、ダイナマイトボディの持ち主。今の所出番ないが、お色気担当。苦労人。他のメンバーのフォロー担当もしている。実はシオンの貞操を守れと言う密命を父親から受けている。


護衛騎士はメイドが出れない公式行事に参加することもあるので、実は5人の内、2人は女性でした。

なるべくシオンの護衛という事で、年齢の若いメンバーが集められました。



【イージス】・リオンとは同期であり、敵を倒すより、守る事が得意なため、シオンの護衛騎士に抜擢された。護衛騎士で唯一、片手盾を持っている。身体は大きいが、他のメンバーより無口。



せっかくなので作者の資料として全員紹介。


【リオン】・1番初めに名前が公開された。22歳、腕は良いがプレッシャーに弱い。すぐに泣きつく残念系美男子。やるときはやるが、何も考えず剣を振るっている時が1番好き。酒を飲んで嫌な事を忘れるタイプ。



【ゼータ】・年長者で昔の事を知っている知恵袋。護衛騎士のまとめ役だが、余り役にたってなく、一緒に騒ぐタイプ。気の良いおっさん。シオンの父である辺境伯と戦場を共にして、『赤き死神』の二つ名がある。


以上





「シオンはやっぱり、すぐに出ていく予定だったのか」

「出ていくと言うか、出掛ける?みたいな?」


何で疑問系なんだ?


「はぁ、それでどこまでいく予定なんだ?」

「東部は周ったので次は西部に行こうと思っています」


やっぱりか。

ならば───


「シオンがじっとしていられない性格はわかった。ただ、1ヶ月はここに居て欲しい。すでの西部の情報を調べている。戻ってきたらその情報を元に周るといい」


「本当ですか!ありがとうございます!」


宰相も頷きながら言った。


「帝国を周るのはシオン王妃様が課題をこなす事にもなるでしょう。私も年甲斐になくワクワクしております」


突っ込んでいなかったが、宰相さんはシオンを王妃と呼んでいる。


「それに、割り振られた【王妃宮】の管理もあるだろう。嫌でもしばらくここにいないといけないだろうな」


最後のゼノン皇帝の言葉に首を傾げるシオンだった。







【王妃候補一覧】

『暫定順位』


【日曜の妃】

エリス・ブルーネット公爵令嬢

ゼノンと従姉弟であり、ゼノン皇帝とも親しい。1番の筆頭株。性格も良いが、実は剣術を嗜んでおり、兄が戦争で死んでから………


【月曜の妃】

『不明』


【火曜の妃】

メロン・ヴァイス侯爵令

本人より、家柄が前半のキーマンになっていた。シオンの無自覚なやらかしで、妃選定の儀に参加できずフェーズアウトした。


【水曜の妃】

バーネット・メイゲン伯爵令嬢

北の国との貿易を担う家系。考えはヴァイス侯爵家と似ているが、損より利益を取る家柄。表に立つより裏で画策するのが得意。腹黒。


【木曜の妃】セラ・ラビット侯爵令嬢。

内務大臣を父を持ち、ゼノン皇帝やエリスとも顔見知り。知的なメガネを掛けた女性。数少ない帝国をより良い国になるよう考えている人物。父親はゼノン皇帝に信用されている忠臣。


【金曜の妃】

『不明』


【土曜の妃】

シオン・オリオン辺境伯令嬢


やらかし令嬢

説明、以下省略──


以上


私の紹介が雑じゃない!?




最後までお読み頂きありがとうございます!

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