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幕間 雨の神話

 はじめに雨の女神さまが天から降りてきました。

 女神さまは乾いたせかいに雨をふらせ、水で満たしました。

 満たされた水の中にやがていのちが生まれました。

 いのちは泳ぐようになりました。

 そのころ、終わったいのちが積み重なって陸地ができました。

 いのちは水の中から出るようになりました。

 陸地には雨の女神さまがいたので、いのちたちは自分の姿を女神に似せることにしました。

 こうして生まれたのが、にんげんです。

 女神さまはやさしく、にんげんの願いを聞き届けてあげていました。しかし、にんげんはどんどん増えて、女神さまの言うことに背くようになってゆきました。

 女神さまは耐えられず、天に帰ることにしました。

 しかし、女神さまはやさしいのでにんげんたちが改心したならば、もどってくると告げました。

 残されたにんげんは天に帰った女神さまが地上にふたたびもどってくる日をいまも祈りながら待っています。


***


にんげんは長い間女神さまを待ちました。

それでも女神さまは帰ってきてくれません。

そこでにんげんは女神さまの『かわり』を別の世界から連れてくることにしました。

連れてきた『かわり』は巫女とよばれました。

巫女は女神さまのかわりに人々の願いを聞き届けてくれました。

やがて巫女は女神さまと『おなじ』になろうとしていました。

しかし巫女は嫌がって、別の世界に帰ってしまいました。

なのでにんげんはいまも女神さまの帰りを待ち続けています。




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