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ボクトキミノサーガ  作者: 牧惣一郎
第一章 はじまりの冒険
4/50

004はじまりの冒険後(ソフィア)

「レオン。改めて感謝します。あなたに救われました。」

ダンジョンから帰還したあと私はそう言ってレオンに感謝を述べました。

レオンは気にしないでと言ってくれますが、死ぬ可能性の方が高い状況だったと今でも思います。


エリックからも気にするなと言われました。

師弟はよく似るものなのか、元々の性格なのか本当に稀有で心温まる仲間です。


肝心な場面で皆んなの足を引っ張らないよう鍛錬を見直しましょう。


アヴァとリリアンにもお礼を言わないと。きっと二人も気にするなと言うでしょうけれど私なりのけじめです。


そういえばアヴァは大丈夫なんでしょうか?

私がエリックに助けられた直後、錐揉みしながらアヴァが吹き飛んで行きました。

あれでよく体勢を取り戻し、矢を放てたものです。


アヴァが放った矢はリリアンの魔法による強化も受けてゴーレムの膝関節部の宝玉を真上から居抜き、レオンとエリックは九死に一生を得ました。


器用で片付けるには難しいほどに百芸に通づる才能です。身体能力もそうですが、弱点を見抜く洞察力、戦況を把握し判断する決断力、それらの根底にある豊富な知識。尊敬に値します。

最後は壁に激突し、落下。これも計算だったら恐ろしい限りです。



「ーーーーー!!」

「ーーーー!」

ちょうどアヴァとリリアンの声が聞こえてきました。行ってみましょう。


「確かに飛ばしてくれとは言いましたが、他にやり方はありませんでしたか?なんとかなったから良かったものの。弱点を矢で射抜くといいましたよね?」


「何か問題が?あの状況で飛行魔法なんて使ったら今頃レオンは死んでるわよ。それよりもあたしに何か言うべきことはないの?」


「な。。。まぁリリアンさんがいたからこそできた作戦ではありました。協力感謝します。仲間を救うことができました。」


「どういたしまして。でもそれじゃないわ。仲間を救えたのはあたしも一緒だもの。あたしはあの場面で何もできなかった。ありがとう。あなたのお陰よ。それで?今回の探索であなたが得たものは何?どうしてーーーー」



どうやら取り込み中のようです。


私の要件はまた明日にでもお伝えしましょう。


皆様ここまで読んでいただきありがとうございます。拙い文章ではありますがお楽しみいただけたでしょうか?

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、星5評価をよろしくお願いします。

作者のやる気が漲ります!


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