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ボクトキミノサーガ  作者: 牧惣一郎
第一章 はじまりの冒険
2/50

002

神殿を模した作りの大広間の中央。

トレードマークのとんがり帽子を目深に被る魔女がいた。彼女が顔を上げるとその双眸が怪しく光る。

「な」

「そういうのいいから。先に進もうか。」

付き合いきれないという様子のエリックが呆れ声でリリアンの肩に手をかけた。


「・・・そうね。さっき説明した通り壁にも床にも隠し通路はない。あるのは入口と出口。行くべき先が出口じゃないならあたし達が進むべきは入口でしょう!」


一行は突入してきた大扉に目を向ける。

扉の両側にはレオンとアヴァが既におり扉に手をかけている。

押して入ったその扉を二人は押し開けるとそこには先の見えない白い空間が広がっていた。


「みんないいか。この先いきなり戦闘になるかもしれない。なにがあるかも分からない。覚悟はしておいてくれ。突入はソフィア、アヴァ、俺、レオン、リリアンの順だ。」

エリックの指示に従い、一行は白い空間に消えていった。




白い空間に足を踏み入れた一行は、周囲を見渡した。目の前には何もなく、一面に広がる真っ白な空虚さが彼らを包み込んでいた。


ソフィアは祈りを捧げ、聖なる力を身に宿らせました。彼女は一行の前方に立ち、盾を構えながら周囲を警戒しています。

エリックは剣を手に握り締め、闘志に燃えていました。

「全員いるな!各自警戒!」

リリアンを中心に全方位警戒体制を取った一行は

白い空間の中を進んでいく。


長い時間が経過し、彼らの足元に突如として床が現れた。同時に白一色の空間は荘厳な雰囲気の神殿に変化していた。


「敵性気配なし。俺とレオンで引き続き警戒する。三人は調査を頼む。」




神殿の中は荘厳でありながら静寂な雰囲気に包まれ、ため息と足音がやけに大きく聞こえる。

壁面には神秘的なシンボルや象徴的な絵柄が繊細に描かれていた。リリアンは壁画の意味や隠されたメッセージを解読しようと目を輝かせている。



ソフィアが一歩踏み入ったとき、床から強い光が放たれた。彼女は素早く後退し、その光によって浮かび上がる影を見つけ叫んだ。


「敵襲です!」


それは赤く輝く瞳をもつ巨大なゴーレムだった。


ゴーレムの振り下ろしにより大地が揺れるほどの衝撃と共に戦闘は開始された。



皆様ここまで読んでいただきありがとうございます。拙い文章ではありますがお楽しみいただけたでしょうか?

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、星5評価をよろしくお願いします。

作者のやる気が漲ります!


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