表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で無双したいが内容が農業ゲーなんだが  作者: チャンポンサニーレタス
PR
71/71

Go to潮干狩り

急だがここで愉快な仲間の紹介をするぜ


•半目のヒロマサ

•負傷したルイ


以上2名で今回はお送りしていきます

なぜこんな事になっているのかはおおよそ予想はついていると思うが

時は遡る事数十分前…


「ヒロマサ起きろー」

「Zzz…」

「おーい、起きないと強硬手段を使うけどいいのかー?」

「…」

「よし、起きないならこっちにも策はある…これをこうして、あれを…」


策という名の強硬手段(という名のただの目覚まし)をそさくさと実行していくルイ

そして出来上がったのはひもで体をぐるぐるにされた状態で軒下に宙づりにされたヒロマサである

なお高さは2階相当なのでひもが切れたりして落ちた暁にはそのままサヨナラバイバイである

まだ遺言も言っていないのにまた明日しまうかもしれないというわけである

まぁそんなことになるはずもなく…

ヒロマサが起きた


「…この状況を10文字以内で説明してもらえるかな?」

「おきないからおこした」

「律儀に説明してくれてありがとう(怒)…でも一つ言ってもいいかい?」

「なんでもどうぞ?」

「起こしたっていう割にはまだ薄暗いんですが?絶対こんなんして起こすような時間帯じゃねぇよな」

「それはだな…(目ソラシー)」

「どうせまた前日になんも予定を伝えずにまた朝早くに起こしてどっか行くタイプの流れだろ」

「図ッ☆」

「よしそれは肯定と受け取ってもいいな?okわかった今すぐこの拘束を解け今すぐそのなめ腐った性格を矯正してやる」

「ボコされるの分かってて縄解く奴がどこにいるか」

「でもこの縄解かないと今日の予定を遂行できないぞ」

「タシカニ…あれ詰んでね?」

「自業自得Lv100だし勝手に積んだボンバーマンになってるだけなんだよなぁ…まぁ痛みは一瞬だし安心しろ」

「えーっと許してもらうコトって…」

「今までこういう流れで許されるルートがあったか?」

「ないっすねありがとう世界」


こうしてちゃーんと干されたルイ

そんなこんなでおねむたんゆえ半目なヒロマサとボッコボコなルイが今の状況である

そして現在…


「…そろそろ着きますよヒロマサさん」


早朝というには少し遅い時間帯、馬車に揺られながら目的の場所に向かっていた


「まだ寝る権利があると思います今の私には」

「まだおこてるのかい」

「眠いだけですー(怒)」

「怒てるやん…まだ寝てたい気持ちはわかるけど今回のは時間がシビアだからそろそろ起きてほしいなー」

「無理に起こさなかったらこんなめんどい事にはなってなかったと思うよ」

「ぐうの音も出ねぇ」

「んで?何やるかは一応聞いといてやるよ」

「今回は潮干狩りでもしようかなと思いまして」

「これはまた唐突やな」

「いつもやってる事ってどっちかっていうと山寄りだからね、たまには海っぽいことしてみてもいいかなーって」

「農作業は山寄りなのか?」

「あと単純に最近楽しいことしてないなーって思ったのと海鮮が食いてぇ」

「後半の理由が8割だろ潮干狩り行く理由の」

「というわけでもうすぐですので少々お待ちを」

「そろそろじゃねぇじゃんなぜ起こした」

「今回何をするのかの説明のため」

「一体誰に向けて説名したというのか」

「さぁ誰でしょうかね」

「第四の壁越えてた今?」


そんな会話をしつつだらだらと進んでいった

そしてしばらくして…


「さて着きましたよっと」

「途中で一回起こされた時から20分ぐらいかかった気がするが本当にそろそろだった?」

「俺の中ではそろそろだった」

「己の価値観を押し付けないでもろて」

「そんな細かいこといちいち指摘してたらかわいい娘にもてないぞ?」

「それは嫌だけどこればっかしは指摘してもいいだろ」

「はいはい細かいことは気にしない…さてそれじゃあ始める前に色々と説明させててもらおうかね」

「なんか毎回実践の前に説明のフェーズ挟んでる気がする」

「でも説明しないとなんもわからんだろ」

「それはそう」

「というわけで急ですが今からルイの潮干狩り教室を始めようと思います」

「なんか急に始まった」

「ではまず装備というか準備するものですね」


・熊手

・バケツとか獲ったものを入れるもの

・海水を持ち帰る用の容器

・軍手

・クーラーボックス&保冷材などの冷やすもの

・着替え


「…こんなもんですかね」

「今言われても『で?』っていう感想しか出てこないわ」

「まぁ現地で言う事じゃないよね」

「はぁ…で?どうせ次やり方説明のフェーズに入るんでしょ」

「that`s right」

「頭文字は大文字にしろって怒られるぞ」

「セリフに文句つけてくんじゃねぇ、てかなんで文字化したセリフが見えてんだよ」

「第四の壁を越えただけよ」

「何者だよ」

「同じことさっきやってただろ」

「そうだけど…まぁいいやそんなことよりやり方ですが、まずこちらをご覧ください」


そうしてルイが指さした先を見てみると地面に見えにくいがぽつぽつ穴が開いている


「この穴がどうしたってんだい」

「この穴の下に奴らがいます」

「ほう、じゃあここ掘れワンワンってこと?」

「そゆこと、で掘る時だけどその穴を集中的に掘るんじゃなくてその周りを広く浅く掘っていくって感じに掘ってあげると良き」

「なるへそ」

「じゃあ一回ここ掘ってみ?」

「わかった」


そして言われるがままにいるであろう場所を掘ってみる

そして7cmぐらい掘ってところで姿を現した


「…浅いって言われたから2cmぐらい掘ったら出てくると思ってたけどこれって浅いって言うんか?」

「まぁ俗世では浅いっていう判定らしい」

「これで浅い判定だったら深い判定だったら100Mぐらいかな」

「深すぎだろ…まぁとりあえず1個?匹?目確保だな」

「アサリってこうやって捕獲してたんか、なんか感動するわ(?)」

「泣けてくるよな(?)」

「じゃあこんな感じで乱獲していけばいいんやな」

「生態系を破壊しない程度でお願いします、あと獲ったときは軽めに洗ってからバケツに入れてな」

「分かリング」

「さっきから変な返事ばっか返ってくるのきになるなぁ」


そうしてルイとヒロマサによるアサリ乱獲作戦が始まった

砂浜に穴が開いていたらその辺りを掘っていく

そんな事をものすごいスピードでやっていくもんだからあたりが穴だらけになり…


…気づいたらド〇ゴンボールの戦闘跡みたいになっていた

一応本人たちは生態系破壊をしていないつもりのようだが傍から見たらいっちょ前の破壊行為である

破壊神二人ただし問題だらけ

いやこの場合ただしじゃなくもちろんのほうが接続詞として正しい気がする

どうでもいい話だが…

そんなこんなで破壊の限りを尽くしていき潮が満ちてきた頃


「さてそろそろ終わりにしないと海の藻屑になりそうだし終わりましょうかね、ヒロマサーそろそろ終わりにしろー」

「くそっ、もう少し取りたかったのに…」

「これ以上やると本当に生態系破壊しちゃうからほどほどにしろー?」

「乱獲衝動が抑えられないぜ」

「やめろ、アサリと砂浜が壊滅してまう」

「そこまでいうならやめるか」

「ききわけ◎」


そして水位があがって海水がすぐそこまで来ている中、そさくさと離れ収穫量を確認していた


「まぁ…こんなもんですかね」

「生態系を破壊しない程度には獲った気がするな」

「いや十分破壊してる気がするけどな」

「そんなわけないだろ」

「無自覚ヒーローやめぃ」

「で?これどうすんの?さっきの持ち物リストに載ってたけど使ってないものあるよ?」

「そしたら獲ったものをこのクーラーボックス的な奴に入れてください」

「的なやつね」

「クーラーボックス(正規品)ではないので」

「わかった」

「そして後は砂抜き用の海水をとってきてください」

「このボトルで?」

「そ、よろぴく」

「めんど」

「いってらっさい」

「ったく」

「うぉwダッシュして行った、ありゃ帰ってきた時にゼェゼェいうタイプの奴やな」



「ハァハァ…ただいま」

「おかえり、早かったな」

「ダッシュしてったからね」

「そんな急がんくてもいいのに…まぁでもありがと」

「じゃあ帰ったら地獄の砂抜き作業ってことか」

「そやね、がんばらなければ」

「ちな帰ったら寝るつもりだから手伝わんからよろしく」

「人の心定期」

「朝早くから起こして無理やり連れてきた挙句砂抜き手伝っては無いやろ」

「それはそうなんやけどなんかあるだろ優しさがさぁ」

「んなもん朝起こされた時に無くなったわ」

「えー、手伝ってよ」

「がんばれー」

「えー」


そうして潮干狩りは幕を閉じた

この後家に帰るなりルイはアサリの砂抜き作業に追われることとなった

獲った数が多いことにより作業時間もとんでもないことになり、気づいたらアサリが詰まったタッパーが山積みになっていた

ちなみに翌日からアサリの消化地獄が始まることとなるのだがそれはまた別の機会に

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ