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異世界で無双したいが内容が農業ゲーなんだが  作者: チャンポンサニーレタス
4/70

兄設計

「…と、こういう経緯です。」

「へー。つまり、ヒロマサは地球ってところから来たんだな。」

「そういうことですね。」


洋匡はこの世界に来る前のことを全て話した。

もとは日本という所にいたということ、そして気づいたら大きな扉の前にいたということ。


「そんな隠すことではないと思うんですけどー。」

「んー、たしかになー。そんな大きな爆弾ではないが、へー、お前もなんだな。」

「…へ?」


お前も?どういうこと?と思っていると、ルイが言った。


「実を言うと、俺も日本から来たんだ」

「…は???」


王道すぎる展開に洋匡は固まった。(デジャブ)

なんと!ルイも同じ転移してきた仲間なのだ

しかも出身国同じ


「おほん。まあ、詳しくはだな」


ルイ、元の名は白鐘累(しろかねるい)は出身地は教えてくれなかったが、日本に住んでいたらしい。

小学生の時に洋匡と同じかんじでこっちに来た。

でも、その時はこの村も発達途中の村で、人数もそんないなかった。

そこでルイは、日本での知識を活用しつつ、村を発展させていった。

…誰だ、なにそのどこぞの主人公って言ったやつ。

発展途上の村を見つけたら、誰でも知識を活用して発展させるでしょ。気にしない気にしない。


話を戻して、

そして発展した村で過ごすことにしたそうだ。

そして現在、村では頼れるお兄さんとして、村で活躍中だということだ。


「…とここまでが俺の今までだ」

「すごいですね。小説とかアニメの主人公みたいですねー。」

「やめい。…そんなことより、お前はここで過ごすと思うが、見ず知らずのお前が急に外に出ると騒ぎになる、とりあえずお前の正体は隠して、俺の従兄弟ということにしとけ。あと、家がないから、俺の家で暮らせ。」

「わかりましたけど、質問」

「なんだ?」

「ルイさんは、この世界の人じゃないってバレてるんですか?」

「いや、まだバレてない。大丈夫だ。」

「わかりました。それじゃあこれから、ルイにいちゃんって呼びますね、ルイにいちゃん。」

「いいけど、恥ずい。」

「心配いらないですよ。お願いします。」

「はぁ。わかったよ。あと身内設定だからタメ口でしゃべってくれ。」

「わかったー」

「順応はやっ!」


ということで、こっちの世界で、お兄さんができた。

王道。

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