枝豆&トマト収穫
ずんだ餅食べたことないなー、俺
「ヒロマサー」
「なにー?」
「もうそろそろ枝豆収穫できるぞー」
「ほんとー?」
「おう、俺のトマトも育ってるぞー」
ある日、農作業が暇になってきた頃
「おー、ちゃんと育ってるなー、枝豆」
「ちゃんと世話したからね」
「よし、収穫するかー」
「収穫方法ってある?」
「特には、引っ張っちゃっていいよ」
「よーし」
「さーて、おれはトマトを収穫するかー」
そうして二人とも収穫をし始めた
いうてプランターで育てるぐらいなので、量もそんなにない
よって収穫にかかる時間は早く終わる
「終わったよ」
「こっちも終わった」
「これ、どうする?」
「そうだなー…さっき昼ごはん食べたばかりだけど、これでおやつを作ろう」
「いいね、なにつくる?」
「まず枝豆から、ずんだもどきを」
「俺はずんだ餅食べたことないけどいいよ」
「よし、じゃあ材料を持ってくるよ」
そう言ってルイは材料を持ってきた
「よし、じゃあまず枝豆の薄皮をとって」
「へーい……楽しいなこれ…………できたよ」
「そうしたら枝豆を潰そう、本当はフードプロセッサーでやるのがいいけどこの世界にはないからなー」
「作れば?」
「無理だな」
「そうしたらそれと砂糖、塩を混ぜる」
「はーい、グールグール…………こんな感じかな?」
「いいよ、そうしたら餅を焼くからちょっと待ってて」
「はーい」
そう言ってルイは餅を焼き始めた
「よしそのうちにトマトのおやつも作り始めよう」
「何作るの?」
「トマトのシロップ漬け」
「甘そう」
「おいしいよ」
「よし、作ろう!」
「よし、じゃあまず湯を沸かして」
「そのうちに餅が焼けそうだね」
「だな」
〜5分後〜
「沸いたらトマトを入れて」
「はーい、あれ餅どうなった?」
「もう焼けたから、完成させといた」
「ふーん……このくらい入れればいいよね」
「おう、そうしたら冷水に入れて」
「ドバッーっと」
「うん、できたら皮をむいて」
「はーい、案外楽しいな………できたよ」
「ぜんぶできたら容器に全部並べて、砂糖をドバーして」
「ドバーーーーっと」
「そしたら放置」
「できたー」
「オッケー、どのくらい置いておくの?」
「半日ぐらい」
「ながっ!」
「まあデザートで食べよう、そんなことよりずんだ餅食べようか」
「だね」
二人ともウキウキしながら机に向かった
「じゃあ」
「「いただきまーす」」
「んー、美味しいなー」
「はじめて作ったけど、成功したな」
「初めてなんかい!おいしいからいいけど」
「だな」
ずんだ餅はとてもおいしかった
また自分で育てた枝豆だったので、美味しさが増していた
なおデザートで食べたトマトのシロップ漬けも美味しかった
でも洋匡的にはちょっと甘すぎたそうだ
でもずんだ餅もシロップ漬けも美味しくて満足な洋匡であった
次は収穫回だー