レタス消費します
「うーーーーーーーん」
ある日の昼ごろ、ルイは唸っていた、すごーーく唸っていた
「どうしたの?」
「あぁヒロマサ、実は…」
そう言ってルイは指差した
その先にはレタス×3個あった
「このレタスどうしよっかなーって」
「いつのやつ?」
「前収穫したやつ、そろそろ食べなきゃなーって思ってさ」
「あー、この前のレタスね」
「うーん」
「うーん」
二人で唸っていた
「そうだ、あれを作ろう!」
「何を?」
「レタスの肉巻き、昼ごはんのちょうどいいでしょ」
「いいね、手伝うよ」
「もちろん、もともと手伝わせるつもりだったし」
「ヲイ」
ルイの料理教室、開始
「それじゃあまず肉を切って」
「どんな感じで?」
「厚さは薄めで」
「あい…できた」
「そうしたら次はネギをみじん切りに」
「みじん切り苦手だけど」
「頑張って」
「うっ………………やっとできた」
「おつかれ、次は生姜を」
「はいみじん切りですねー………………できた」
「それじゃあ切るものは終わり」
「よーし、で?」
「レタスを大きめにちぎって肉で巻いて」
「巻き巻き…………量が多くておわんない」
「頑張れ」
〜5分後〜
「やっと終わったー」
「お疲れ、そうしたら俺がそれを焼いておくから、さっき切ったネギと生姜と、準備しておいた白ごま、酒、醤油、ごま油を混ぜておいてくれ」
「はーい、しゃっかしゃっかー♪……………………できたー」
「はーい、それじゃあこれ焼けるまで待っててくれ
「はーい」
洋匡は肉巻きが焼けるのを待った
しばらくすると、部屋に美味しそうな匂いが漂ってきた
「いいにおーい」
「焼けたな、そうしたらさっき混ぜたものをかけてくれ」
「ほーい、ドバーっと」
「適当だな…まぁいいや、これで完成だ」
「やったー、けどなんか品数少なくない?」
「そうだな…それじゃ他のレタスを使う料理を作るか」
「うん」
「そうだな、タコとレタスの炒め物でいいや」
「よーし作るぞー」
「ルイの料理教室第二回目、開始
「それじゃあタコを輪切りにしてくれ」
「へーい…できた」
「そしたらレタスをちぎる」
「ぶちぶち…できたでー」
「そしたらフライパンにニンニクとオリーブオイルを入れてー、香りが立ったらレタス入れて」
「ふんふん、あ、匂いがしてきた、レタスぽーいっと」
「雑…そしたらタコと酒、醤油、塩入れてさっと炒める」
「ぽいっとな、そして炒めるっと…こんな感じかな」
「よし、そしたらこしょうかけて、完成っと」
「わーい」
「よし、机に持っていって」
「まかせろ」
洋匡はルンルンで料理を持って行った
「じゃあ」
「「いただきまーす」」
「ん、美味しい」
「肉巻きの量えげつないな」
「気にしない気にしない」
「まぁ、いいか」
「炒め物も美味しいなー、タコとレタスの相性意外といい」
「そうだな、てか肉巻きは他のとこにも持っていくかー、多いし」
「そうだね、アリシェおばあちゃんのところにでも持っていこう」
そうして二人は余った肉巻きをアリシェのところに持って行った
大変喜んだそうな