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異世界で無双したいが内容が農業ゲーなんだが  作者: チャンポンサニーレタス
13/70

レイニートゥーデー

私は雨嫌いです。髪が大変なことになるので

「はぁ」


洋匡は今すごーーーく暇だった

なぜなら、ビコーズ、今日は雨だったからだ

農作業もできないしやることナッシングなのだ


「ヒロマサ、大丈夫か?」

「ひーまーだー、なんかしよー」

「うーん、トランプとかあればいいけど、この世界にそんな便利なものはないからなー」

「うーん、なんかお菓子でも食べたいな」

「急だな、でもポテチみたいなものはないしー」

「それじゃあなんか作ってよ」

「えー」

「おーねーがーいー」

「よし!それじゃあカップケーキでも作るか」

「お、いいね作ってよ」

「いやお前もだ」

「え、おれも?」

「どうせ暇だろ」

「わかった」


ということでルイのお菓子作り講習が始まった


「まずはーベーキングパウダーを作ります」

「そこから!?」

「そんなものこっちの世界には売ってないので」


そう言ってルイはベーキングパウダーを作るための材料を持ってきた


「よし、まず秤にボウルを置いて」

「うん」

「そうしたらまず米粉と重曹を入れて」

「どのくらい」

「両方30gぐらい」

「おう…できた」

「そしたらよく混ぜる」

「おりゃー」

「そんな強くなくてもいいけど…」

「そしたら?」

「クエン酸を入れる。22gぐらい」

「ほい」

「そしたらまた混ぜる」

「どりゃー」

「そんなに、いや、もういいわ」

「そしたら?」

「そんでベーキングパウダーはできた」

「やったー」

「よーし、そしたらカップケーキ作るぞー」

「おー」


そう言って今度はカップケーキを作る用の材料を持ってきた

なお分量は10ぐらいできる量だ


「そうしたらまず計量カップの中に卵を溶いておく」

「へーい…できた」

「そうしたらボウルにバター入れてクリームみたいになるまで混ぜる」

「ほーい、しゃっかしゃっか〜♪」

「そしたら砂糖入れて白っぽくなるまで混ぜる」

「へい」

「そしたらボウルに卵をすこしずつ加えて」

「あい……難しかったけどできた」

「そしたらベーキングパウダーを振るい入れてヘラで切り混ぜる」

「てい!てい!………できた」

「やりすぎだが…そしたらそれをカップに生地を入れて」

「はーい」

「そうしたら…」


そう言ってルイはオーブントースターを持ってきた


「オーブントースターに入れる」

「へー、どのくらい?」

「180℃で15〜20分ぐらい」

「オッケー」


洋匡はオーブントースターにカップを入れ焼き始めた


「ねぇ、なんでルイにいちゃんってカップケーキの作り方知ってるんだ?」

「この世界に来る前、よくお母さんと作ってたからな」

「へー」

「懐かしいなー」


そんな話をしているうちにオーブントースターが鳴った


「お、できたな」

「早く食べたい」

「はいはい、ほい、どうぞ」

「よーし、いただきまーす」


自分で作ったカップケーキは案外美味しかった

外はサクッ、中はフワッとしていた


「うーん、案外美味しいねー」

「そうだな、自分で作ったってだけでこんなに美味しくなるんだぞ」

「へー」

「今度、また作ろうな」

「おう、別のものにも挑戦してみたいなー」

「そだな」


そんな話をしながら今日を過ごすのでした

ちなみに今後、雨の日はお菓子を作るのが定例になるのであった

カップケーキも案外好き

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