存在
忘れたいと思うことがある
昔ふざけてやった事
気付かぬうちに傷つけてしまっていたこと
今までに自分がどう考えどう行動したかも全部
無くなってもいいのにと思うものがある
自分の性格
自分の感情
自分に関わってくる人が誰もいなければ
自分が存在しなければ
私は誰も傷つけずに済んだ
そう思う時もある
変わりたいとも思う
この思考回路
こんなふうに考えたって
私は今ここにいる
存在として生きている
息をしている
その事実がある限り
必ず育て親がいるから
育て親に限らず
関わっている人がいるから
だから傷つけないために
泣かせないために
自分では無いと思っても
存在しているのなら
存在として生きていないと行けない
そんな苦しい世界に私たちは生まれたのだから