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心象風景からの贈りもの  作者: 小川遥
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偽善者

どこかで誰かがフルート吹いてる

聞こえるメロディ「ビバルディ」

心切なき苦しみに漂う

俺の中に沁みこんでくる


月の明かりは、限りなく蒼白く

寂れた街をぼんやりと包み込む

ロビーの中で休み続けてる人々

午前0時、ゲームの始まる時


偽善者。あいつのことさ

うその口説き文句並べ


偽善者。あの娘もそうさ

騙されたフリしてる


やがてそこへ訪れる人がいる

互いに言葉を交わし始めてる

探り合いの駆け引き、本音に蓋をして

午前1時、ステージが熱くなる


偽善者。あいつのことさ

うその口説き文句並べ


偽善者。あの娘もそうさ

騙されたフリしてる


素直な分だけ損する時代さ

だけど素直さは美しい

最近俺はそう感じているが、

あいつはそれを逆手に取る。


偽りと妬み

悲しみと怒り

人の世の中には溢れる

騙し騙され過ごすうちに

自分自身を見失い

あいつの言葉、どこまで信じていいのさ?

どこまで信じていいのさ?

どこまで信じていいのさ?


どこかで誰かがフルート吹いてる

聞こえるメロディ「ビバルディ」

心切なき苦しみに漂う

俺の中に沁みこんでくる


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