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猫でも作れる魅力的なキャラの作り方

作者: とある飼い猫

※一昔前にコラム(エッセイ)を書いたら削除されたので再チャレンジを試みた内容です。でも次やったらアカウント停止なので他作品を読んで勉強しました。なので似たような内容もあるかと。


 猫の皆さんこんにちは。最近は猫の間でも執筆活動が流行っており作家猫を目指している猫も多いと存じ上げます。今回そんな皆さんの手助けになれば……と思い執筆しました。少しでも参考になればといいのですが。


 どれだけ文章が上手くても伸びない小説、どれだけ絵が上手くても打ち切られる漫画等はたくさんありますよね。どうしたらある程度の読者が確保できるのか…。今回は、魅力を引き出すために重要な『キャラクター』の作り方に関してピックアップしようかと思います。


 キャラ先の猫なら手慣れているかと存じ上げます。ですが、そんな猫はわざわざエッセイを読み漁らないので、そんな読者はいない前提で進行します。で、誰が残るかと言えば『設定先派』と『場面先派』の猫たちですね。

 今回は、大好きな場面や設定を作り込んで力が抜けた状態でも『最低限』のキャラクターが作れる方法をご紹介します。


1.役割を作る

 キャラが多すぎて把握できない小説、キャラが多くても把握できる小説の違いは何でしょう?理由は主にこれです。キャラに役割がない。

 理由としては漫画感覚で小説を書いてしまい、似たようなキャラクターや似たような役割を持ったキャラクターが多くて読者が把握できてない。所謂『キャラクターの整理整頓ができてない状況』。漫画は見た目の描写がしやすいので有りですが、小説の場合読者が離れる最大の理由です。

 一話ごとにメインキャラクターを変えていく作品がありますが、この手法ができるのは漫画のみだと思います。小説でやった場合、余程作り方が上手な猫かある程度の数で落ち着いてる小説でない限り正直辛いです。キャラが多くなるとは『魅せないといけないキャラが増えていく』ことを表しているので、無闇に増やすのはよくないかと。作者は大丈夫だと思っていても『読者がついていけない』パターンが多いので、知り合いに一回読んでもらいましょう。読ませる相手はビシビシ意見を言うタイプで。


2.キャラごとに目標を作る

 最低でも、ライバルキャラ(ヒールキャラ)、主人公は作ること。主人公の目標は作品の主題になるのでもちろん作る猫が多いですが……打ち切り作品の多くは目標が作られてない、目標が薄い作品が多いです。ギャグ漫画に多い手法ですが、その場合でも最低限漫画としての『目標』はあります。なので、目標はきちんと作りましょう。

 目標を作った場合でも、読者からすると『目標が薄い』場合もあります。例えるなら『登場人物に依存する目標』ですね。『この登場人物と仲良くなりたい』『この登場人物とお近づきになりたい』等、登場人物の魅力を引き出せないと成立しない目標。ちゃんと魅力的に見えるエピソードを用意しましょう。ただ『このキャラクターはかっこいい』等という説明だけをしても読者はついてきません。


3.キャラの見た目に頼らない

 ハーレム&逆ハー小説でよく失敗しているのを見ます。ちゃんと「あぁ素敵だな」と思わせるエピソードがないと、成立しません!特に主人公最強系!主人公凄い格好いいだけ描写されて、ヒロイン(ヒーロー)はただのヨイショ役。一応素敵だと思わせるために相手キャラの描写もしますが、数が増えすぎると『登場人物ごとに描写する』結果になるのでくどい!!!疲れる!!後、エピソードなしでは魅力的には見えません。

 だから、素敵だと思わせるエピソードを作りましょう。見た目がいいキャラの場合『脇役を使って告白させる』『魅了されてる脇役を作る』等。性格がいい猫の場合、いいことをしてるエピソードを作る。

 (逆)ハーレム作品が苦手な猫の多くの理由がここにあります。エピソード必須なキャラが増えるので、しっかり作り込まないと成立しません。なので、数名または一匹と絞った作品を読んだほうが楽しいのです。


4.キャラ同士で会話をさせる

 これは、キャラの口調を確立させるときに使うやり方です。似たようなキャラを数名用意し、チャット形式で会話をさせます。これを数回繰り返すと自然と口調が確立してキャラが動かしやすくなります。


 そろそろ飼い主から夕飯をもらう時間になったのでこれにて終わりにしますが、一番大切なことは『読者を意識する』ことです。自分が楽しいだけの作品を作りたいなら何も考えないで好きに作るといいです。長く続けるとそれなりに人気になってブクマも自然と増えていきますし。大事なのは毛づくろいや昼寝や散歩や爪とぎに勤しんでエタらないこと。

 でも、短時間でブクマ3桁超える猫を見て羨ましく感じるのもまた猫生ねこせい。いっぱいブクマを増やしてカリカリから猫缶にランクアップしましょう。


それでは、気が向けばまた次回でお会いしましょう。

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