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異世界だから頑張るんです!  作者: 弱気
異世界来たー
2/3

異世界きました!

目が覚めるとそこは変な部屋だった…明らかに自分の知っている世界じゃないと実感できる

そう、ここはまるでおとぎ話の中に出てくるお城の中にあるような部屋だった…

とりあえず自分がここにいるのは誰かに呼ばれたからだとあの女神様の話の内容的に分かるからいつか待っていれば誰かくるだろうと部屋の中にある椅子に座った、

俺はまずステータスを確認することにした、なんたって異世界で魔法のある世界である、どうしたって自分の能力が気になるからな…

「ステータス」

心の中で念じればいいだけなんだけど、どうしてもこれを言ってみたかったんだ…許してほしい…

そんなことを思っていたら、いきなり自分の体が光り出した!いきなりなんだと思って椅子から立ち上がったが痛みとかもないのでまた椅子に座るとだんだんと光が弱まっていき最終的にはなぜか手の平に集まり一枚の紙になった…

そして紙を見てみるとこんな事が書かれていた…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ステータス

名前 佐川 敏弘

Level 1 HP 250/250 MP100/100

性別 男

種族 人間

特典スキル 削り取る者

固有スキル ウィンド支配者マスター

スキル 風魔法(Level1)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

だった…

凄い…風を操る者とか!中二病じゃん!最強じゃん!

ふふふ…今度から俺の名前は、

ウィンド支配者マスター!」

て言えるじゃん!なぜなら!

中二病=最強っていう定義の完成は昔からあったのだからだ!この世で中二病に勝てるものなどいない…

いろんな意味で…

頭を冷やそう…浮かれすぎていた、確かに風を操る俺は最強かもしれない…だか、もしかしたらもっと強いスキルをもつ奴がいるかもしれない…例えば、

「エクス○○ージョン!」とか

「闇の炎に ○○○○○○」

とかがあるからだ…特に上のダー○フレ○ム○スターには関わってはいけない…何としてもだ…

とにかくだ…風魔法はともかく次は 削り取る者がなんのスキルか分からなければ…

そう思っていた時、横にある扉が開いてメイド服をきた女性が現れた…え?まじすか…ktkr?美人メイドだー!

などと本物の美人メイドさんをガン見していると

「…あなたは勇者様達の仲間さんですね?」

と聞かれた…勇者達とは多分クラスメイトの事だから頷いておいた…

「他の皆様は召喚されてもう広場に集まっております、貴女様だけが皆様より召喚されるのが遅かったようなのです、皆様のところには私がお連れ致しますのでついてきてください」

と言われたので、言う通りメイドについていくことにした、何分か歩いて見て今更の事だが…

やっぱりお城だわ〜しかも大きい…

その広場とやらに行くのになぜにここまで時間がかかるのだ…と考え出してから数分後ようやく広場に出る扉に着いたらしく、その扉を潜るとよく見た顔が沢山あった…クラスメイト達である、向こうは俺の方をみるなり、お前かよみたいな視線を向けられたが慣れていたのでこれくらいでは傷つかない…

そして自分もクラスメイト達が集まってる中に入ると何やら凄いイケメンの人が壇上みたいなところに上がってきた…クラスの女子で赤くなってる人がいるほどのイケメンだった…そして彼は…

「我らが召喚術で選ばれた者達よ!よくぞ召喚に応じてくれた!心より感謝する、早速本題に入るが君達には…我が国シアトリス王国の隣国ネクロシア王国を攻めてもらう!」と言った…

俺…いやクラスメイト達全員が驚いた…なんたって魔王討伐のためでなく、隣国との戦争のために召喚されたのだから…と言っても自分は嬉しいんだけど…

そんな時にクラスの1人が声を発した

「なんでお前らの為にこの国のお隣さんと戦争しなくちゃならないんだ!元の世界に返せよ!」

クラスの人気者の佐藤さとう 大輔だいすけだった、それに続いて今まで黙って聞いていたクラスメイト達からも

「元の世界に返せ」

「ふざけるな」などの声が上がってきた

「鎮まれ〜!貴様らに拒否権などない!貴様ら全員我らが召喚術で呼ばれたのである!この召喚術で呼ばれたものは召喚者の言うことに一切逆らうことは出来ない!黙って言うことを聞くんだ!」

と、イケメン野郎の左ににいた大男が声をあげた

そして右にいたいかにも魔法職って感じの人が

「貴様ら跪けー!」と言った瞬間俺と俺の隣にいた女子以外のクラスメイト全員が跪いた…

向こうはなぜ跪かないと焦っていたが…こちらも十分焦っていた…え?これってやばいよね?なに?今から跪いて本当は聞いていました…なんて無理だよね〜泣

こう言う時は…逃げる!

俺はそう考え始め逃げようとした瞬間相手も俺とその女子を捕まえようと来ていた!

こういう時って…そうだ!俺はなんたって最強なんだ!

ここで言うしかないだろう!

「お前ら止まれ〜!俺を誰と心得る!我が名は…

ウィンド支配者マスター!今すぐ降参するんだ!そうしたら手は出さないでやろう…」

き、決まったー!と思ったのも束の間…ちょっとは止まったもののすぐさまこちらに掛けてくる兵士たち…

やっぱり〜ですよね〜、俺は心の中で泣いていた

そう、いろんな意味で…1つ目はこんな所で中二病発言…もう1つは…こんな所で俺の物語終了…してたまるか!そして俺はある事を思った…そう

「空が飛べたら!」

その瞬間俺は空を飛んでいた…否、浮いていた…

それでも約5メートルくらい上に上昇してるので相手は俺を捕まえられていない…そしてなぜか自分に引っ付いている俺と同じ跪かなかったやつ…

「お前なぜ引っ付いてんの!離れて!重い!本当は重くないけど!」

「お前じゃない、金森かなもり 亜紀美あきみだ、以後よろしく、そして離れるのは無理、離した瞬間落ちて下にいるやつに捕まる、そして女子に重いと言うのは最低だと思う」

「あー、どうもどうも、こちらこそよろしくね…じゃねーんだよ!いきなり自己紹介いらないし!俺的にはそんなにくっつかないで…」

「離してないで集中、敵から何か飛んでくるよ?」

そう言われたので下を見ると下から火の玉やら武器やら飛んでくるじゃありませんか…

「え?ちょい待ち!俺このままだと当たる!焦げた串刺しのお肉が出来る!ヤバめです!これ移動出来ないの!?」

なんて事を考えていると、なんと移動したのだ!何事も言って見るものだと思った瞬間だった…

だが…遅くは無いんだが、自転車を漕ぐのと同じスピードくらいしか出ていなかった…

「待って!火の玉当たるから〜!」

そう、後少しで火の玉に直撃コースだった…あ、終わったと考えていた…その時、ある言葉が俺に勇気をくれた…そう俺は…俺は!

「我が名はウィンド支配者マスター!俺に出来ないことはない!」

そう俺はウィンド支配者マスター!やって出来ないことはない!そうもう一度言い聞かせ、手のひらをその火の玉に向け、この世界に来て初めて(空中に浮く魔法はカウントしない!)の魔法を唱えた!

「えーっと…風球ウィンドボール!」

その瞬間だった!手のひらに何かが集まってくる感じがした後、何かが放出された!そしてその勢いで俺たちは相手と反対方向へと飛び、自分達が撃った玉は火の玉を消し相手の方へと飛んだ、自分達はそのまま相手と反対方向へ飛んだから分からないが、多分威力は火の玉で相殺されずにそのまま相手に向かっていったので相手にも被害が出ただろう…

「やってやったぜ!」

空中にただ身を任せながら飛んでいく自分と+αは敵の城を抜け出したのだった…




一方、城では…

「なんなんだ…あの風の玉は…」

そう、佐川さがわ 敏弘としひろの放った風球ウィンドボールは火の玉を消した後、その火の玉を放った術者に当たったのだ…そしてその術者の右腕を見て見ると風球ウィンドボールが当たったせいであろう軽傷以外は何もないのだが…当たった本人は…

「俺の右腕がー!右腕の感覚が〜」

と叫んでいた…

周りは謎ばかりが浮かぶだけであった…

自分が何を書いてるのか分からない…

自分で書いたのにである…


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