表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王立魔法学園『ウィザード』  作者: 黒鬼
嵐神純の入学
1/5

プロローグ

暇なら是非読んでみてください

1話


魔力



それは人間、悪魔、精霊、はては獣までが産まれながら自らの体の内に秘めている神秘。



古代より人間達は魔力を使い、厳しい自然界を生き抜いてきた。

それは科学が発展した現代社会でも変わらず、科学はあくまで魔力……魔法を補助する為のものになる。



人類で初めて魔力を『魔法』へと昇華させた人物、ソロモンは、神から授かった指輪を使い、強力な悪魔を使役したとされる。

その際に悪魔から魔力の正しい扱いかたを知り、魔法を覚えた。

以後人間達はソロモンから魔法を学び、それぞれ独自の法則を発見、開発していった。



魔法には属性が存在すると発見したロウ=シリウスは

魔法属性を8つに分類した。



火、水、土、風、雷、氷、光、闇………………



この8つが人間が扱える属性だとシリウスは広めた……が、いつの時代も例外というのは存在するらしく、ソロモンが扱う魔法はこの8つの属性どれにも当てはまらない奇妙なものであった。



それ以降、シリウスはソロモンの扱う魔法は8属性どれにも当てはまらない『無』属性とした。



ソロモンが亡き者となったあとも8属性ではない魔法を扱う者が現れ、いつしか魔法属性は9つに変化した。



シリウスの弟子達は更に研究を続け、人は産まれながら扱える属性、魔力量などが人それぞれだと知った。

その事実を皆に知らせた結界、魔力量や属性による格差社会がうまれてしまった。

また、魔法を扱うにも誰かから学ぶ必要がある。

特定の者達しか魔法を学べない自体におちいり、シリウスの弟子達はその時の人間達の王に相談した。

そこで王は、誰もが魔法を学べる場所を作ろうと動き始め、王都に魔法院なる物を建てた。

ここでは身分関係なく、子どもから大人まで魔法の技術や知識を学べるとして広まっていった。



だが時が何10年も経ち、いつしか王都の魔法院は優秀な者達を優遇するようになっていった。

それは何故か……簡単だ、魔法院で育てた者を戦争で使うのだ。

この国は隣接する他国と戦争中であり、相手国に押され気味だった。

そこで王は魔法院の者達を兵士として送りこんだ、結果は大勝、圧倒的な力で敵国を蹂躙し、征服した。

この結果から王は、魔法院を産まれながら魔法の才能がある者のみ魔法を学ぶ場所にしてしまう。




それから数1000年、魔法は世界各地に広まり文明を開花させていった。



時が進むごとに魔法の性能があがり、いつしか魔法を使うものを『魔法使い』と呼ぶようになった。



シリウスの弟子達が格国に魔法を教えていた為、弟子達の子孫がのちの6つの大陸を収める魔法使いになっていた。



…………そして現代…………



初めて魔法を発見した国の名は『ユートピア』。



その王都にある魔法院……『ウィザード』として有能な者達を育成する場所へ変わっていた。



そして今……この学園に嵐を巻き起こす少年、嵐神純が入学する。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ