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猛ダッシュ

尖角がお送りします^^

 だが、彼女は言うのである。


 「あなた、本当に何をしたの?」っと―――。


 『疑いすぎだろ?他人のこと少しは信じろよな……』


 俺は心の中で、彼女に文句を言ってみる。


 すると、その声が聞こえたのだろうか?


 「なっっ! 何その眼!」


 「その眼は『信じろよ』とか思ってるわけ?」


 「無理に決まってるじゃない!!」


 「ばっかじゃないの??」


 「じゃあ、あなたは急に変な場所に連れてこられて「はい、そうですか」って言えるわけ?」


 「いえるんでしょーね? あなたの場合は?」


 どうやら、彼女は俺に喧嘩を売りたいようだ……。


 「あぁ、言えるとも!」


 「俺は君のようなわからず屋とは違うからね?」


 それを聞いて、彼女はキレた。


 だって、額に四つ角が見えるくらいなんだもん!


 「なっなっなんですってぇぇ!?」


 「バカにしないでほしいわ!」


 「私がわからず屋ですって?」


 「はっ! 一体、なにをお言いで?」


 「ばっかみたい!!」


 ―――――おおっと、言い忘れていたが、ここはまだコンビニの中である。


 だから、俺は恥ずかしさとすでに手遅れかもしれないが不審者だと思われないために彼女の手を急いで引いてコンビニの中から猛ダッシュして逃げる……。


 そして、近くにあった公園に彼女を連れ込むことに成功した。

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