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純粋

どれだけこの世界が冷たく残酷だとしても、今私の目の前には心を安らがせる花と風と温かな日差しがある。

 私はそれをいつまでも美しいと、好きだと言える人間になりたい。

 難しいこととはわかっている。

 私が見えていない世界がたくさんあることもわかっている。

 それでも私が今生きているこの世界は美しいと、花畑の真ん中に立つ無垢な少女であるように、私は生きていたい。

 つまらない意地でもいいから、瞬きをしたら消えてしまうようなそんな世界でもいいから。

 少しでもあなたの中にいさせて。

 あなたの目を泳ぐウグイが、ぴちゃりと跳ねた。

 どうかもう少しだけ、この温かな世界で息ができますように。

 この目の中で眠れますように。

 夢も希望も儚いけれど、温かな日差しだけは私を裏切らないと信じている。

 愛しています、あなたをすべて。

 どうか変わっても変わらぬまま、私を置いていかないでね。

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