第一部 登場人物紹介2
サブキャラの紹介になります。
◆ルイス・フォン・ネルケルト
魔法属性:火
ネルケルト王国の第一王子。傲慢な性格で不遜。基本的に自分以外を見下しており、腹違いの弟シータイトに対しては苛烈なほど。
ところ構わず魔法を暴発させて、ケガ人を出すこともしばしばで、護衛や小間使いは戦々恐々としている。
10歳になるころには、落ち着きを学び幼児期ほど暴れる事は無くなった。
よく弟シータイトによって、不慮の事故を装ってケガをさせられる。
金髪で青い目をしている。
◆クインシー
サマター男爵領騎士団の団員。入団した当初は訓練に付いていけず、退団しようかと思っていたほど。
サマター男爵の娘であるアイーシャとの出会いによって、メキメキと力をつけて短期間で模擬戦で優勝するほどに。
アイーシャの指導を他の団員に伝えてからと言うもの、アイーシャの護衛騎士のような立場になっていく。
サマター男爵の命により、隣領の事件の犯人捜査のためルォードに派遣されていた。
◆ジェフィル・マクシーム
歳は40歳後半の男で、ロンバード子爵領の孤児院の院長。一般的な孤児院は教会に併設していて、ロンバード領の孤児院もそうであった。
代々、彼の一族が院長を務めており、半貴族のような立場にいた。
ロンバード子爵とは古くからの友人で、彼の性癖を利用して多額の金品を得ていた。
◆サイラス・ロンバード
魔法属性:土
ロンバード子爵領の領主。50歳ほどの高齢だが、いまだ元気そうに盛っている。
少女を手込めにするのが趣味で、孤児院を運営しているマクシーム家と懇意にしていた。
聖女を自分の屋敷に泊めたのも彼の希望からであり、手を出すほどでなかったが鼻息が荒く、護衛がいなければ襲っていただろう。
コーダとともにいるアルヴィに手を出したため、雷魔法を受けて半身不随になってしまった。
◆ヴォルガン元子爵
かつてネルケルト王国最南のヴォルガン領を治めていた。
王都から最遠に位置しているからか、税金の横領や治安の悪化により、王によって爵位を褫奪された。
現在は消息不明だが、南端で目撃情報があるらしい。
次回から第二部へ入ります。
書き溜め不足のため火曜日から再開します。申し訳ありません。