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06 

視点 執事


 お帰りになったお嬢様が私に抱きついて、押し倒し、その挙句に思い切り胸を殴って、踏みつけて、寝台に飛び込んだ。私としては、水牛に轢かれた気持ちだ。

「……げほっ」

「ナイトがああアアア!!!!あんんんっのおおおお!!!!!!くっやしいいいいいいいい!!!」

「ど、どうしました?」

「子離れされた!!!」

「はいー?」

 その次の日には、今まで誰も付き人にしなかった皇太子殿下に黒い付き人ができたことが、社交界に広まった。しかもその付き人は、日に何度も皇太子殿下を殺しにかかるという、とんでもない情報付きだ。でも、私には関係がない。私はただ、お嬢様の怒りと悲しみ、喪失を慰めて、その後ろに侍るだけだ。

「私を交代なんてするから、です」

「うるっさい!バカ!!」

「バカではありません、あなたの執事です」

「っナイトは、執事の後継にする予定だったのにぃい!」

「でしたら、あの子に言葉を教えすぎましたね」

「何、また私のせいなの!?」

「はい、偏にお嬢様の行動の結果です」

「ちっくしょおおおおおォオオ!!!」

「はい、クッションはこちらです」


魔王に持っていかれた話

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