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パラレル  作者: 月光
1/1

始まりと狂い

第一話です

「俺は君をもっと知りたい、俺の正式な彼女になって欲しい」

深く腰を折り、手を差し出した

「ありがとう、よろしく」

彼女は手を握った

そこから全てが狂い始めた―


ブーブーブーブー

メールのバイブだ、朝最初の意識がこれか

いきなりガッカリだ

「今日楽しみだね!」

彼女からだ

「俺も!」

と、送りまたベッドに戻った

俺は里中遼

何の変鉄もない高二だ

メールの相手は雛形里沙

付き合って二年の彼女だ

学校は違うが周りからはバカップルと言われる

朝飯を食べ、里沙を迎えに駅まで行った

二分経ち里沙が来た

俺らのデートはまず俺の自宅に行く

毎週日曜は親がいないからだ


「今日何しよっか!」

目を輝かせて里沙が言う

「原宿の方に行ってみよう」

自宅への間はそんな会話だった

自宅に着き、俺らは当たり前の様に服を脱いだ

ベッドに倒れ俺は里沙を静かに愛撫する

程なくして里沙は絶頂に達した

俺は自分のモノを里沙の中に入れた

静かに絡み、お互い静かに終わった

俺らは家を出た

そこまではいつも通りだった


ブーブーブーブー

またか

メールだ

「ねぇ、いつ会える?」

無視し山手線に乗った

原宿までは特に会話は無かった


「わーすごいね!都会だー!」

はしゃぐ里沙

「すごいな、里沙にピッタリだ」

合わせる俺

原宿では様々な店に入った

服屋、カフェ、ゲーセン

どれも退屈しのぎにはなった


夕方になった

そろそろ門限になり、俺と里沙は別れた


メールを開く

「今からなら」

彼女にそう送った

「霊園で待ってる」

返信は早かった


霊園に行くと入り口に彼女がいた

彼女は半ば眠そうな顔で笑顔を向けた

「決めた?」

先ほどと一変し、彼女の顔は緊張の面持ちだった

「うん聞いて欲しい、俺は君をもっと知りたい、俺の正式な彼女になって欲しい」

俺は深く腰を折り手を差し出した


そして俺の浮気が始まった

一人でもご要望があれば続き書きます

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