“あなたの今好きな人をワタシに教えて!” と突然現れた女性に俺は言われる!
“あなたの今好きな人をワタシに教えて!” と突然現れた女性に
俺は言われる!
ある日、俺は一人で街をブラブラ何をする訳でもなく歩いていると?
突然! 俺の目の前に一人の女性が現れて、俺はこんな事を
その女性に言われる!
『“あなたの今好きな人をワタシに教えて!”』
『はぁ!? オタク誰ですか?』
『前からずっと、あなたが好きな女性が気になってる女です!
あなたは他に好きな女性が今居るんですか?』
『だから、“はぁ!?” 何言ってんの?』
『どんな女性がタイプなんですか?』
『“なんで初めて会った女性に、こんなに質問ばっかり
されなくちゃいけないの?”』
『“ちゃんとワタシの質問に答えてください!”』
『嫌だね! 知らない女性になんで俺が答えなくちゃ
いけないんだよ!』
『“ワタシの事を疑ってるんですか?”』
『“普通! 疑うだろう、今日初めて会ったんだから!”』
『じゃあ、ワタシの事! どう想いますか?』
『“知らねーよ! アンタ誰だよ!”』
『話が通じない男ね!』
『なんだよ、急に悪口もぶっこいてくんのかよ!』
『・・・悪口なんて、そんなつもりで言った訳じゃないです!』
『“はいはい、何が目的なの?”』
『ただ、あなたの好きな人をワタシは聞きたいだけなんです。』
『だから、なんでだよ!』
『・・・ワタシの友達があなたの事を好きだから、』
『“初めっからそう言ってくれる?”』
『えぇ!? 答えてくれるんですか?』
『“今度会う時に、その子連れて来てくれたら、話すよ!”』
『はぁ!?』
『はぁ!? じゃねーし! 連れて来るの?』
『“連れて来る訳ないでしょ!”』
『なんでだよ! 意味分かんねーえ!』
『友達は今、入院してるから、』
『じゃあ、俺をその病院に連れてけよ!』
『はぁ!?』
『だから、“はぁ!?” じゃねーし! 俺にその子と会わせる気がないのか?』
『好きな人を教える気がないんですか?』
『“ないね!”』
『“なんて頑固な人なの! 素直に教えてくれるだけでいいのに、、、!”』
『会って随分時間も経つけど? 俺はアンタの名前も何にも知らないんだ!
俺を好きだと言う女の子にも会わせないのに、俺の好きな人を教えろって、
おかしいやろう!』
『“おかしい?”』
『いやいや? 俺の言ってる事は、おかしくないぞ! なんか変人みたいな
見方で俺を急に見ないでくれる?』
『“そもそも好きな人が今、居るんですか?”』
『また話を振り出しにするのか? いい加減にしてくれよ!』
『ワタシはただただあなたの今好きな人をワタシに教えてほしいだけです!』
『“じゃあ、なんで俺にそんな事聞くの? アンタが俺の事を好きなんじゃ
ないの?”』
『“自惚れてるんですか?”』
『はぁ!? なんでそうなるんだよ!』
『ワタシがなんであなたの事を好きにならないといけないんですか!』
『“知らねーよ! 俺が聞きたいわ!”』
『もぉ~教えてくれないんですか?』
『教えねーよ!』
『“じゃあ、もういいです! さようなら!”』
『えぇ!? な、何? 意味分からん!』
『・・・・・・』
・・・一体? この女性は、なんだったのだろう?
俺が俺の好きな女性を彼女に教えなかったら、この女性は
突然! 怒りだして何処かに行ってしまった。
“何が起きたのか?”
今でもさっぱり分からない!
あの日以来! “あの女性と俺は会う事もないし、あの女性
が俺の好きな人を聞いて、どうしようとしていたのかも分からない!
あの女性の目的は何だったのだろう?
今思うと? “めちゃめちゃ怖くなってきた!”
ああいう女性は、今後は気を付けないとな。
世の中、何が起こるか分からないしさ!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。