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とりあえず自己紹介

人が目の前で消えた。

その事実を全員が認識し、

しばしの静寂の後、

スキンヘッドの男が沈黙を破る。

「とにかく、これで我々は一人、

失ったわけだが……さて、これからどうする?」

「どうするって、決まっているだろう!

このゲームに勝利することだ!」

マイトが言う。

「そのためにも、

まずは自己紹介くらいしたらどうかしら?

今、

現状頼れるのはここにいるメンバーだけではなくて?

私はルルとすと呼んでくださいな」

ゴスロリに雀斑の、ルルとすはそういうと一礼する。

「なんでそんな冷静に言えるわけ!?

アンタ達頭おかしいんじゃないの!?」

派手な化粧の女がヒステリックに叫ぶが、

お構いなくスキンヘッドの男が口を開く。

「状況が既におかしいからな。

そうも言ってられんだろう。

オレの事はKでいい。

他の奴らはなんと呼べば良い?」

あくまでも冷静なKの対応に、

少し落ち着きを取り戻したらしい、

赤いワンピースの女が手をおずおずと挙げる。

「私は……スミノスミと、呼んでください」

細身のスーツの男も続く。

「僕は潮田(しおた)でいい。」

「オ、オレはたぁぽむ!

めちゃくそ可愛い男の娘さ!

因みに今日のセーラーはお気にで…」

「アンタの個人情報なんてどうでもいいわよ!

私はらのコ!そう言えばいいんでしょう!?」

派手な女、らの子が、

たぁぽむの話を遮り名乗ると、

他の面々も続く。

「はーい!あちしはモンチキでいーよ!」

オーバーオールの少女に、

「りに。オイラはそれで」

黒フードに顔に星のペイントをした少年。

消えた男を除き、

全員の名乗りが終わった。


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