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三つ巴?
「〔トライデントアロー〕」
潮田が指を鳴らし、技を繰り出す。
「え〔エレメンタルシールド〕」
すかさず、地面に触れ、土の壁を作る。
放たれた〔トライデントアロー〕は、
土壁を避け近くの建造物に当たった。
「そこに居るのはわかっている。出てこい、りに」
すると、手を挙げながら、りにが現れた。
「ちぇー、潰しあってくれればよかったのに」
「生憎、こんなのと心中するつもりはないのでな。」
「な!?こんなのってなにさ!!」
反論するたぁぽむをよそに、2人は距離をとる。
「お互い、どうやら距離が弱点らしいと思うのだが?」
そう切り出す潮田に、りにも頷く。
「ぽいね?じゃあさ、オイラとアンタで組む?ソイツ、嫌いなんでしょ?」
土壁を指さす彼に、たぁぽむは動揺する。
(な、なんで、そんな、でもコイツらは…)
自分を救おうとは思っていない。
嫌われ者だ。
というくらいの自覚はあるので、
どうしたらいいのか分からず軽くパニックを起こしかける。
互いの様子を伺いながら、向き合う二人を、
たぁぽむはただみていることしかできなかった。




