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出発

「ハイハーイ♡ワタクシ、

この企画たんとぅーのプリンセスライトニング@まゆっとオメ子♫デース♡

みんなぁーぷまこって呼んでね?♡

それではーみんなぁいるかな?♡

番号順にバスに乗ってねぇ♡」


先頭のバスから現れた、

全身赤の制服に身を包んだツインテールに

そばかすの目立つ成人女性に戸惑いながら、

たぁぽむも乗り待ちの列に並ぶ。


(えーっとオレの番号は26番か。

隣は……げ、もっさいスーツの男かよ)

自分の嫌いなタイプであると判断し、

目線をズラす。

すると、相手も自分を認識したらしく、

下から上まで目線をやると、

スーツの男は溜息を漏らした。

「クソ…何故僕の隣がこんな気色の悪い、

オカマ野郎なんだ…。」

「ちょっと今のは捨て置けないんだけど?

オレはオカマじゃないし、気色悪くもない!

確かにオレはパーフェクトに可愛いし、

それこそ、あそこでアナウンスしてる

ケバケバ女より女っぽいけど、

だからって嫉妬とかそっちの方が気色悪いんですけど!

つーかジロジロみてんなよ!この

変態セクハラ野郎!!」

「……なんだと?誰が変態セクハラ野郎だ!

僕が貴様を見ていたのは、良い歳した大の男が、

全く似合っていない、パツパツのセーラー服を着て横に立っていたからだ!

誰が貴様なんかを!!」

反論した男に掴みかかる。

「そっちこそなんだよ!?やるのか!?

いいよ!ならやってや……グハ!!?」

殴りかかろうとしたたぁぽむの鳩尾に、

いい感じのパンチが入った。

その余りの衝撃に倒れこむと、男は一瞥もせず、

素早く元の位置に戻る。

「うぁ…クソ覚えてろよ……」

その様子に気づいたぷまこがアナウンスする、

「ふにゃー?♡

ちょっとーじゃれ合わないでよ?♡

ワタクシ困っちゃいますよー♡

ささ、並んだー!乗ったぁ!♡」



全員が乗った事を確認すると、いよいよ、

バスが走り出した。

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