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転生したら...俺カッパだよ  作者: 七味とうがらし
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冒険者ギルド

 俺はラクーン商会の皆に御礼の挨拶をする、旅の途中で編み上げた葦の籠はここまで乗せてきてくれた代金代わりに渡した。


街に到着した俺は冒険者ギルドを探す、とりあえずギルドに加入して身分証明書にもなるギルドカードを作る事にしよう、


俺は極力目立たないようにこっそりとギルドの扉をあける、と思ったら目の前に壁?いや、それは人の姿をした壁だった、と思ったら大きな熊の獣人がそこに立っていた、


「おう、悪いな爺さん、小さくて判らなかったぜ、ガッハッハ」と笑いながら表に出て行った。


ギルドに入ってみると手前右手には依頼の紙が沢山張り付けてあるボードがありそこには冒険者たちがたむろしていた。


右の壁面にはバーカウンターがありちょっとした食堂になっている正面奥にはギルドの受付があり依頼カウンターが有りその並び左側が達成報告&買取カウンターになっている。


そして左側面のカウンターは銀行業務を行っていた、


俺は正面のカウンターへ行ってギルドの登録の件を伝える、受付にいた人はミンメイさんと言う女性だった、


「あの~ギルドに登録したいんじゃがわしでも登録できるのかのう?」


「はい大丈夫ですよ、犯罪歴がなくてちゃんと意思疎通出来ればどなたでも登録できますよ」


そう言ってにっこり微笑んでくれた、


「では登録したいんじゃがいいかのう?」


「登録料は銀貨5枚となりますが大丈夫ですか?」 


昨日材料の買取して貰っておいてよかったなと、ラークさんに感謝ですよ。


「では先にギルドカードを作成しますね、一滴このカードに血を付けてくださいな、それとこの用紙にお名前と種族をお願いしますね」


そういってミンメイさんはカードを渡して来た、俺は石を研いだナイフを使って軽く皮膚を切る。


ちょっと多めに血が出たがご愛敬、それでカードが出来上がったんだが一回犯罪歴の有無を照会する為に事務所の奥に行く。


やべ、種族だってwカッパって書いたら美味しくいただかれちゃうんだろうなと、とりあえず未記入で済まそう、


2分ほどでカウンターに戻って来た、未記入の事は何も言われずスルーしてくれましたよ


「はい無事にカードは登録出来ました、このカードに犯罪歴とかが乗ってしまうと即ギルドから強制脱退されてその場でカードは没収されますから注意してくださいね」


「あと他人がこのカードを使う事は出来なくなっているからこのカードが銀行カードとしても使えますから向こうのカウンターで一緒に登録すると便利ですよ」


そう言ってミンメイさんは教えてくれた、


早速銀行に登録しようと思ったが登録料銅貨5枚の5000ギルダンがかかるとの事、登録は後日視する事になった、


とりあえず稼がないとね、


俺は依頼ボードの所に行く、当然ポーションの材料集めの仕事だ、


依頼内容は〔ラニーの葉の部分だけ絶対根は抜いてはいけない、3日以内に10束で銀貨5枚で買い取ります〕と書いてあった紙を受付に持って行く、


「この収集依頼を受けたいのじゃが、よろしいですかのう?」


そう言いながらその紙と一緒にギルドカードを出す、


はい3日以内に10束をお願いしますね、俺は少し湿り気の有る赤土のある場所を目指した、前に採取した土壌がそんな感じだったからだ。


ぱっと見た目ただの草原だけど所々薄い光が見える、この草原だけでもかなり採取出来そうだった、


採取を始めてしばらくすると同じく採取をしている10~12才前後の兄妹らしい二人組がいた、


「にいちゃんこれそうかな~?」


「ちょっとまって、今数えるから」そう言って葉脈の数を数え始める、


ここから見てもすぐに解った、光ってないんだもの、


「多分これだよ うん、」そう言って籠にいれていた、


とりあえず俺は自分の仕事をこなしていくことにしたんだ。


この季節は日が落ちるのが早くなってきてるからね、早々に切り上げる事にする、


あの兄妹も帰り支度をしていたので一緒に帰る事にする、


「坊ちゃん嬢ちゃんも今上がりかい?」俺はそう訊ねると


「うん、いっぱい取れたからこれから帰るところだよ、」


「じゃあ一緒に帰ろうか」


「うんいいよ~」


俺ってさ生まれて2年位しかたってない仔カッパなんだよね、カッパの成長は早いからこの少年と同じくらいの身長にまで育ってるんだ、体の大きさから安心してるのか即OKとなって今帰路の途中だ。


「おじいさんもいっぱいとれたね」


「そうじゃのう、ふぉふぉふぉ」と爺さんを装ってみる、


家族構成、親はいるのかその他色々聞いてみた、昨日から親父さんは冒険者でダンジョンから魔物が溢れて出て来るかも知れないと言う事で、ギルドマスター達と探索に出かけているそうだ、


「魔物があふれてくるって?、」


「うん、スタンピードって奴になるかも知れないんだって」


魔物たちが恐慌状態に陥りダンジョンから溢れて近隣の村や街を破壊するって奴だね、巻き込まれたら確実に死ねるって奴だ。


ちょっと大変な時に街に来てしまったようだ、この場はさっさと路銀を稼いで移動するに限るね、


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