素直になれないお姉様
「ちょっといいかしら」
「ん、なんですかパチュリーさん」
「闇の精霊は召喚が他の精霊よりも難しいからまだ手を出してなかったのよ。いろいろ話を聞きたいのだけれど…」
「ほほ、構いませんぞ。その前に…」
「…あぁ、僕の中に取り込みか」
メランは頷いて、体を粒子状に変化させる。
粒子は僕にまとわりついて…消えた。
『ほほほ…確かにこれはなかなか居心地がいいですな。さて、では分身を出すとしましょうか』
スッと、メランが再び外に出てくる。
「さて、そこのお嬢さんが儂から話を聞くんじゃったな」
「ええ、ちょっと借りるわよ」
「はいはい」
パチュリーさんはメランと一緒に地下室から出た。
「…むー、遊んでたのに…」
「ああ、すまん…」
「だったら、僕達と遊ぶ?」
フラーウムとクーが、フランの方へと向かった。
「フラン、弾幕ごっこ以外で遊ぶのよ」
「言われなくても分かってるから!」
「…やっぱり弾幕ごっこでも強いんですか?」
「うーん…あの子の場合、威力の加減がまだできていないから危ないのよ。霊夢や魔理沙ならなんとかなるけど」
「なるほど…」
「…ま、私は普通に勝てるけどね!」
「えー、咲夜の後とかで私が疲れてる時じゃん」
「…うぐ」
「…まあまあ。…レミリアさんはフランと遊んだりはしないんですか?」
「…子供みたいな事はしないわ」
「見た目子供にしか見えぐへっ!?」
「うっさいわよ!気にしてるのに!」
腹を殴られた…うぐ…
「お嬢様、暴力はいけませんよ」
「…知らないわよ」
「…けほっ。…でも、姉妹のコミュニケーションとして遊んだりした方がいいと思うんですけどね…」
「…分かったわよ、けど条件が一つ」
「なんですか?」
「あなた達も混ざりなさい」
「…ええ、喜んで」




