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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
9章 精霊の手がかりは館の中に?
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なぜかこうなった

「黄も同じような魔法が使えるって事よね?」

「たぶんできるはずだけど…慣れてないから難しいかも」

「練習が必要かもしれないって事か。…ちょっとやってみるか」


…地面から剣を作り出すように、魔力を放出…むむ、かなり細かい調整をしつつ、バランスよく固めていく事が必要なのか。


「かなり気を使うね、これ…むむ…」

「うーん、まずは魔力の調整とかを覚えた方がいいね」

「そうね。魔法を使うのは結構精神的な面での修行が必要ね」

「…うーん、戻ってから頑張ります…」


ふう、きっつい…。


「…あ、そうだ。あの武器は?」

「ん、ああ…これか。これがどうかした?」


黒白の武器を取り出し、取り回しやすい長さにする。


「それに魔力を流して、土を纏わせるのがいい練習になると思う」

「ん、そっか。ありがとうフラーウム」


言われたように、魔力を流していくと…土を纏わせる前に武器が変質していく。


「お、おぉ!?」

「…え、その武器そのものがマジックアイテム…!?」


パチュリーさんが驚いた様子でこちらを見ている。その間にも武器は変形していき…。


「…なんかできた」

「何かしらね…棘付きの棍棒、みたいな…」

「…あぁ、前に漫画で見た気がする。えーと…釘バット!」


レミリアさんが言うには、釘バットとやらに変わったようだ。


「え、あの漫画の?でも釘バットって木製のバットに釘を打ち込んで作るんじゃないの?これ、完全に一体化してるわよ?」

「…ああ、土を金属に変質させたからその状態になったのよきっと」


とりあえずできたのはいいんだけど、殺傷能力が異常に高そうでやすやすと使えそうにないなぁ…とりあえず戻しておこう。


…これ、釘バットについては西尾維新作品読んでたら「ああ、あれか」ってなると思う。アレができました。

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