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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
1章 狭間の屋敷
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外来人に対する『箱庭』の対応

「…済まないな、奔放な方で」

「いえ…あ、服ありがとうございました」

「ああ、いいんだ。ちょっと前にも似たような事があったし」


…似たような事?


「少し前に、結界の綻びから外界の人間が迷い込んでしまってね。妖怪に追いかけられて泥まみれで…」

「…なるほど。その人は今どこに?」

「ここでの記憶を消して、外の世界で平和に暮らしているよ。…たまにこうして入ってきてしまった人間は、特殊な例を除いて外へと帰すんだ」

「へえ…」

「ちなみに特例として、君のように記憶喪失になっている人だったり、こちらに来て妖怪に喰われたり、能力に目覚めた場合が挙げられる」

「…喰われなくて良かった」

「結構危なかったと思うよ?君が居た場所は妖怪の山だったみたいだし」


ストレートな名前だなぁ。…でも、周りに気配は感じなかったけれど。


「…視線だけは何処かで感じていたんだけど、あれは何だったんだろう」

「…視線、ね。恐らく哨戒の白狼天狗の能力で見られて…監視していたんだろうな」

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